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ちょどいい距「離婚」

3月半ば
旦那たけさんから「離婚してみるか」って言われた。

その言い方はお試し離婚的な?
なんだそりゃ?(笑)

理由を聞くと、ある意味とってもたけさんらしい。

その理由につっこみどころは沢山あったし、
つっこまずにはいられなかったけど、

まあいいんじゃないかな。

そんな感覚だった。

思い立ったら即行動のたけさんは
いそいそと?離婚届を取りに行って
私の署名以外の箇所全部記入して
「ここ書いて」って出してきた。

今まで私から
離婚という言葉を出したことはあったけど、
離婚を告げられるのは初めてで。

私のお得意、自分責めの癖ももちろん出てきた。

「私、やっぱりだめな奥さんだったのかな。」
「やっぱりたけさんのやりたいこと、
 邪魔しちゃう存在だったのかな。」
「なんとか家族として
 夫婦として成り立たせようとがんばってきたんだけど
 無駄ながんばりだったかな」

とか一通り落ち込んでみたり、

「何勝手なこと言ってんの?」
「たけさんはそれでひとり楽になるんだろうけど、
 たけさんが楽になるために私の時間こんなに使ってるんですけど!!」
 
とか一通り怒ってみたり。

2日間ほど、自分を責めてみたけど、
その中でも自分の中の新しい思い込みが発見できて、
面白かった。


今のタイミングで離婚になったことが
よかったなと思うのは、

今が一番たけさんとの関係性が
ニュートラルに関われる状態になっていたこと。

たけさんとのコミュニケーションの取り方が
私というフィルターも認識しつつ、
たけさんの話を純粋に聞くことができている
状態になっていたこと。

その思考回路、その価値観、
そこを大事にするんだよねってところが
よくよくわかっているからこそ、
すんなり離婚の申し出も受け入れられた。

あっという間にたけさんは
一人暮らし用のアパートも契約してきた。

その行動力、本当にすごいと思う。

私からしたら、
妻、主婦、奥さんという役割を断捨離。

私の中にある
「いい奥さん」像が
自分を追い込んでいる時もあったと思うし、

私の望む家族像や
旦那さん、子どもの父親像が
たけさんに対する強制に
なってたこともある。

そこを押し付けなくなったり
自分自身も我慢が減ったり。

離婚をすることで
いい関係が保てることもあるなと思った。

私は今まで、「離婚」に対して
関係性がうまくいかないみたいなイメージがあった。

私が体験している今の離婚は
お互いにとって
心地よい生活をするために
ちょうどよい距離感を保つために
役立つことになる。

離婚後にちょくちょく二人の間で話題にあがるのは
「自分らしさ」。

そして、お互いの恋愛についても。

「もしこれから私に大好きな人ができたら
 恋愛相談にのってね~」
「いいよ~」

「あ、でもたけさんは別に人の恋愛興味ないか。
 相談相手間違えてるね。」
「そうだね、いざこざは聞いてておもしろいけど。」

「たけさん恋愛したいと思わないの?」
「何かしらの束縛感が入るからめんどくさい。
 仲良くなってもちょっと待てって心の声が起こる。
 一人のが楽だね。」

「たけさん、最後に恋愛したのいつ?」
「短大でもういいかなって感じだったかな。」
「ってことは私にも恋愛してなかったんじゃん(笑)。」
「あ、一応ドキドキはしたと思う」
「それを言ってる顔がうそくさい!
 私は一体何だったんだ(笑)」

なんて話をしたり。


たけさんは今は週5日ほどはアパートへ行き、
週2日くらい家に帰ってくるみたいな生活へ移行。

1/3同居離婚。

なんだか世間的にみたら不思議な状況なのかな。

何事も経験してみないとわからない。

手続きを続けていくなかで、
法的な部分に理不尽さを感じるとこを
発見したり。

それなりに私の中では離婚はビックイベント。

自分の中にあった根強い癖や
捉え方の癖も引き出してくれる
いい機会にもなった。


気が付いたら帰ってきていて
気が付いたたら出かけていて、
生活リズムも真逆だったたけさん。

そんな感じだったから子どもたちは、
特に変化なく、
今度たけさんのアパート見に行ってみたいねって
話してます。

パートナーシップの形はいろいろある。

何にしても自分を理解する、
自分の本音を知るというのが
欠かせないことだなと思う。

自分を素直に感じて、
自分に正直に生きていこー💕

1/3同居離婚、ちょうどいい距離婚。

我が家のこれからの
新しい形がスタートしています😊

春だなぁ🌸













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