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「エロくないDMと私」

久しぶり。元気にしてる?
私は変わらずって感じ。ぼちぼちやってますよ。
もう一年近く経つのかな、君とバイバイして。
寂しかった? 私と会えなくなって。
姿も見れなくて、声も聞けなくなって。
ねぇ、寂しかったでしょ。そうだよ、絶対。
だって、私の声好きだったもんねぇ。
私の足元が一番落ち着くって、いつも言ってたし。
私は、ね。少しの間、心が堪えたなぁ。
そう、そうなの。しんどかったの。
君が私の生活からいなくなって。
手放したのは、私の方なのにね。
おかしな話だよ、まったく。
あ、でも数日ね、数日。
寝たらあっという間に平気になった。
そういう性格なんだよね、だからもう今は全然平気。
悲しいとか、寂しいとか、そういうことで心を締め付けることは無くなったかな。
でもね、今だに思い出すんだよね。
生活してて、不意に。
『ほっぺたに沢山詰め込んで食べてたなぁ』とか。
『かっこつけてるけど、二人きりになった瞬間私を抱きしめに来るスピードが速すぎて笑ったなぁ』とか。
『私はちゃんと君のことが好きだったなぁ』とか。
もう君のことを思い出して悲しくなったりしないのに、今だにこうして思い出すの。
だからって別に暖かい気持ちってこともなくて、なんて言えばいいんだろう。
うーん、何ていうか。脳に染み込んじゃった記憶が、何度も勝手に思い出させてくるのよね。事実が淡々と流れてくる、そんな感じ。
これはいつまで続くんだろう?と、最近は思ってる。
早く無くなればいいと思うし、どうせ続くなら一生続いてもいいかな、なんて思ったり。
なんとなく思い出して連絡してみようって思っただけだから、返信は不要だよ。
元気にしていれば、それでいい。
思い出す度、君の幸福を祈ってる。
体調崩さないように。

―“下書きを破棄”

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