見出し画像

マーケ部長(25歳)の日常vol.5「社長への感謝」

新卒という貴重な切符をかけた相手

こんにちは。今日は、自分が新卒として入った今の会社の前社長と飲みにいきました。別の記事でも書いていますが、自分が新卒で入社した会社は設立2年目、従業員数10名程度のどベンチャー。それでも、自分の”新卒”という貴重な切符をこの会社に使おうと思ったのは、その時の社長の人柄に惹かれたから。もちろん、事業の成長性、社会的意義に惹かれたのもあるけれど、結局最終の判断は、この人と一緒に働いてみたいと思ったから。そんな社長も、今は別の会社に移ってしまったが、今日は久々にその社長と会って飲んできました。

仕事を通して泣ける事ほど幸せなことはない

自分は今の会社に新卒で入り、ただひたすらに走ってきた。新規部署の立ち上げも何度も経験させていただき、常に第一線でしごかれてきた。社内では「あいつは仕事ができる」というブランディングができていたが、この社長からはそういった評価はずっともらえなかった。いつも会議で詰められ、全社の業績が達成しないことを自分のせいにされたことも多々あった。その度に殺意がわき(笑)、絶対いつかこいつより仕事ができる人間になってやる、と心に誓ったのであった。

しかしある日、部署移動を命じられた。次の部署は、社長直下の経営企画室の立ち上げ。部署のメンバーは自分ひとりだけであり、要は、社長と二人きりの部署の立ち上げを命じられたのだ。当時はとにかく気持ちが重かったが、社長の直下で学べるチャンスだと思い、人の何倍も働いていた。ファミレスで夜3時くらいまで、社長と2人で商品会議をしたこともあった。そして、次々と新しい商品やサービスを作り(もちろん日々徹夜w)、東京と大阪を行き来し、社長に詰められながらも、自分の納得いくサービスを創れるようになっていた。

そんな事を繰り返していくと、仕事を通して自分の心が大きく揺れ動かされる瞬間を体験できるようになった。自分が考え、企画した商品・サービスが世に放たれ、多くの人の人生を変えている。そんな貴重な経験を何度もさせていただいた。そして、仕事を通して、涙を流せるようになった。仕事を通して、これほどやりがいを感じ、充足感に満たされる経験をできるとは思ったことがなかった。自分はなんて幸せ者なのかと思った。本当に、当時の社長には感謝しかない。それを、4年の年月を経て、今日やっと伝えることができた。

まとめ

今では違う会社になってしまったが、自分の貴重な新卒切符をこの社長にかけて本当に良かったと思っている。まだまだ自分は若造で、スキルも知識も足りないけど、いつの日かこの社長と対等に話せるようになりたいと思っている。そして、自分自身ももっと知識と経験を積み重ねて、この社長と新しい会社や事業を創り上げたい。

これがまた、自分自身を突き動かすエネルギーとなる。

終わり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?