無題のプレゼンテーション

ARと私たち(2)

アマンダです。(__amanda8__

前回に引き続き、紹介が続きます。
サウンドウォーク体験の最新レポートも載せているので是非ご一読ください。Here we go!

Amazon Echo Frames

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まだAR機能が搭載されている段階ではないのですが、"Day 1 Editions"という、近い将来一般に普及しそうな実験的な製品の一つです。スピーカーやマイク,Alexaが搭載されており、テンプル部分にタッチパッドも備わっています。また、他のデバイスに比べると非常に軽く(31g)、度付きのレンズも対応します。お値段は$180ですが、現状では招待販売のみで一般販売はまだ行っていません。

Google Glass(スマートグラス)

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一度は諦めたと噂のGoogle Glass。一般販売されることはなく、工場や医療機関などの現場作業をアシストするデバイスとして事業者向けの販売とのことです。突起物としてメガネにくっ付いている部分が、ディスプレイです。お値段は$999。

Microsoft HoloLens2

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Google Glassが更に機能的に進化しすぎたのがHoloLens2。「各業界を未来へと導けるように設計されています」というフレーズもかっこよすぎます。3Dオブジェクトを空間上に配置したり、貼り付けるといったことが可能です。要は、空間認識技術が凄い!フリップアップ型なので、ディスプレイが邪魔なときは上にパカッとあげて現実空間に戻れます。近年、HoloLensに限らずですがハンドトラッキングの精度がかなり上がってきていると思うので、今後も注目です。第2世代のお値段は$3500。主に産業利用が中心とされています。

Facebook

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Livemapsを活用し、目の前にある飲食店情報や映画の情報,動物の名前をはじめとする個体情報などを3D空間上に表示できるARグラスを開発中であることを発表しました。Livemapsは機械認知を活用して、現実世界に「現在位置」「外観」「本質的な機能」などの複数の情報を重ね合わせる新技術のことを言います。まだ実際に発売段階まではいってません。FB社は「ARグラスが近い未来需要あるモノだとはわかっているけれど、発売できるほどの技術力は現状持ち合わせていない」とのことで、2023年から2025年の間に発売を開始するのでは、と言われています。

Niantic

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ポケGOやハリポタでお馴染みのNiantic社も、勿論ARグラスを開発中です。キラーコンテンツを既に持っているので、注目でしかないです。

Sony

SonyもかなりARに力を入れていて、HoloLensのようなデバイスや、スマートグラスも発表しています。Sonyが開発するARの中で一番注目しているのは「サウンドAR」です。そしてこの「Sound AR」というワード自体、Sonyが商標登録を出願済みです。

現在では、埼玉県にあるMetsä横のムーミンバレーパークで、ソニーのSound ARによるサウンドウォークを体験することができます。(2020年3月8日まで)
私も早速体験してきました!専用のデバイスとヘッドセットをつけて、現実世界である周囲の音や会話を楽しみながら、仮想世界である「ムーミン谷の冬」の世界に入り込むことができます。

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個人的に一番面白かったのは、自分が歩く度に雪を踏む音がすること。歩き方次第で雪の音も変化します。ヘッドセットは簡単に説明すると、ambieみたいなものなので周囲の音も聞こえます。ただ、端末ごとに位置情報のズレがあるので、一緒に体験している人と同じタイミングで音声が流れ始めるイベントが発生せず、体験共有のズレが少し悲しかったです。
サウンドウォーク中、各イベント発生箇所で記念撮影を行えます。サウンドウォーク体験終了後に、アンケートに答え終わるとQRコードが表示され、撮影した画像をダンロードすることができました。

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ちなみに体験費用は1,000円。身体も動かせて、ムーミンのストーリーも知れて、ムーミンバレーパークの人気スポットを一気に回れることも踏まえ、楽しかったです。

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諸々と紹介が長くなりましたが、スタートアップ企業がデベロッパーとなり、大企業や地方と共同しコンテンツ開発していくことにはチャンスしかないと思います。まだまだ見つかっていないARの利用方法もあるはず!
が、確実にスタートアップ側のエンジニア力が試されます。

また、ウェアラブルデバイスで考えると可能性はさらに未知の広がりになっていきます。
例えば:今夏オープンするUSJの新エリア「SUPER NINTENDO WORLD」内で装着予定のウェアラブルデバイス。早く試してみたい、、今後も続々と新たな体験が誕生すること間違いなしです。

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いつか、窓ガラスに気温や湿度が映ったりするのも素敵だなーと思うし、誰が何時に入退室したのかドアを見るだけでわかるようになるのもいいなーと思います。今まで見えなかった情報が見えるようになる技術、私はとても素敵だと思うしワクワクしてしまいます。

そんなこんなでいかがでしたでしょうか。
新しい情報を何かしら提供できていましたら幸いです。そして、AR技術がエンタメのみでなく、自分達の生活をより豊かに便利にする可能性の高い技術だということを少しでもお伝えできましたら幸いです。

最後になりますが、
起業に興味のある方,資金調達をお考えの方,バックオフィスでお悩みの方は是非DM等ご連絡ください!

そして、YJ CapitalとEast Venturesで行っているアクセラレータプログラム、Code Republic 2020春 へのご応募もドシドシドンドンお待ちしております。(締め切りあるのでお気をつけて~!!!)

Twitter: __amanda8__


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