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下の子の俳句


春だからかやたらと眠い。やはり寒いと言うだけで寝苦しかったのかもしれない。気持ちよく眠い。

下の子が今、すらすらとたくさん詠んでくれた。わたしのが一つもないのが脳味噌の低下を示してる。冬眠じゃなくてまさに春眠だった。


くらやみの灰色コートしずけさよ

せかいちず こっきがならぶ色のうみ

テレビきき ふとんのなかで句を一句

カーテンのすそからもれるほしあかり

ことりなき朝のおしらせよるのはて

麻雀のとどかぬはこをみあげてる

文庫本そろいにそろってぎゅうづめだ

ティッシュないコロナにきをつけマスク減り

まっくらだ音がきこえてちらみする



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