見出し画像

ドイツのバカンスは、とりあえず海。

※10分間で書く、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ。毎日更新118日目※

夏、新婚旅行も兼ねてどこか旅行に行こうかと旦那と話してる。日本人にとって旅行っていうのは、それこそ観光名所を巡り、温泉に浸かり、旅館でご当地グルメを味わう……みたいなイメージだと思う。

でもドイツはそうじゃない。

海!島!砂浜!

こんな感じだ。

「スペイン 旅行」と調べれば、バルセロナやマドリードよりも、リゾート島がまっさきに出てくるレベルである。旅行予約系サイトでも、トルコやエジプト、モロッコ、ギリシャ、スペインなどの島がずらりと並び、いわゆる観光名所的な大都市はまったくリストに上がっていない。

とりあえず旅行会社でいくつか候補を出してもらおうとふらりと行ってみたときも、期間や時期を聞かれた後、「ホテルとビーチが隣接してるほうがいいですか。少し歩いてもOK?」と聞かれた。もう「海に行く前提」らしい。そしてその後、「大陸か島か」を聞かれる。はじめてだよ、「大陸と島どっちに行きたいか」って聞かれたのは。

夏にとる休暇は、「観光」ではなく「バカンス」なんだなぁ。日本で例えるとしたら、みんながこぞって宮古島に行く感じ? もしくは軽井沢みたいな避暑地のペンションで1ヶ月暮らすとか。

しかも、「すべて込みにしますか」とも聞かれる。すべて込みっていうのは、朝昼晩、途中のスナックやバーの飲み代なんかもすべて込みのプランってこと。バカンスだとまわりになんもないから、みんなホテルとホテルのプールと目の前の砂浜しか行かないからね。「全部付き」ってのもあるのよ。すごくない? 日本だと全然イメージないけど、バカンスには最適のプランだよね。

なんかこういうところで、「あー海外住んでるんだなぁ」って改めて思う。日本での旅行とまったく価値観がちがうんだなぁって。

ドイツにいるときはドイツ式のバカンス、日本にいるときは日本式の観光。わたしはどっちも好きだから、どっちも楽しめてラッキー!って感じ。

いま思ったけど、これふつうに記事にできそうだな。今度書くか。

じゃあ、またあしたね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?