祈りと誓い
阪神淡路大震災でお亡くなりになった方々のご冥福を心やりお祈り致します。
1月17日 5時46分
当時、私は大阪市平野区の古びたアパートの2階で寝ていました。
最初の突き上げで飛び起きましたが、夢だと思い布団をかぶりました。
どれくらいの時間がたったのか分かりませんが、2回目の突き上げがきました。
ただ事では無い!
っていう事はわかりました。
揺れがおさまってから外に出ると、大勢の人がきのみきのままの状態でウロウロしていました。
平野区は大きな被害が無かったので、仕事先である京阪守口百貨店へ車での移動を開始しました。
途中、車のラジオからは、被災状況を伝える内容が報じられていたような気がしますが、最初はラジオ局も状態をあまり把握していないようでした。
しかし、テレビ放送よりは情報発信は的確で早かったような気がします。
この移動中に、
どうか、大きな被害が出ませんように。
と心で何度も祈りました。
そして、私は、
たまたま、助かったこの命。
家族と仲間を助けらる男になります。
そう誓いました。
もう、28年もたつのに、この誓いは達成できていません。
でも、ずっと、ずっと、考えたり口に出したりしてきたから潜在意識に刷り込まれて、
いつのまにか、一番達成しやすい状態の位置に辿り着きました。
遠回りをしながら色んな経験を積んできましたが、
まだまだ、最後のワンピースを見つける事が出来ません。
多分、多くの点と点を繋ぎ合わせると良いのだと感じています。
私は、この今日という節目の日に改めて誓います。
災いから、家族と仲間を守れる男になります!
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