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2018年8月の記事一覧
まだ一年、もう一年と思った話
「はるさんはこれからもこの会社にお勤めになると思いますが…」。会食でよく知らない人に言われてはっとした。その場は愛想笑いでごまかしたが、私は果たしてそうなるんだろうか。
今の職場に勤めるようになって大体一年である。しかし先のことを蔑ろにしたままもう一年も経ってしまった。このまま通勤と暑さ寒さ、時折発生する茶番で心身を疲弊させるに任せて良いのだろうか。良くない。前職・前々職時代も先のことを蔑ろにし
スネ夫を脱したいと思った話
別にお金持ちとかではないのだが、知人がメディアに出ると嬉しさのあまり別の知人に『私の知り合いが◯◯やってて』と言いたくなってしまう。『僕のおじさんが会社の社長でね』というスネ夫の例のアレである。そして背景に例の音楽が流れる。先日も大学時代の後輩がネットのニュースに出ているのを目撃し、誰かにやってしまいそうになった。すごく我慢した。
昔から、「大人になったら友達がテレビに出ているのを見て『ああ、元
認められたものとそうでないものの話
最近は『鯉』という漢字を見るだけで幸せな気分になれる。
こういうちょっとした感情を公然と書き記すことができるようになったのも、今自分が自分の好きなモノコトを書き残せる環境であると自覚できるようになったからである。あまり好きなモノコトの表現が認められない環境で長いこと過ごしてしまったため、その自覚すら長いこと湧いてこなかった。
数少ない認められたことと言えば、「地獄耳だ」「記憶力がいい」くらいだ
体力について自覚した話
所用で普段使わない地下鉄に乗ったり知らない街を駅から目的地まで往復30分くらいした。目的地の建物では空調の効きがあまり良くなく、飲み物も飲めないところに数時間いなければならなかった。帰りの地下鉄は割と混んでいて、一人だけ目線の低いところにいるものだから若干怖い思いもした。そして少し熱中症の症状も出た。大袋ごと持ち歩いていた塩タブレットの包装をちぎっては食いちぎっては食いして家に帰り着いたものの、体
もっとみる呼吸に気をつけてみた話 その後
相変わらず気を抜くと心拍数が170くらいになるまで早足になってしまい呼吸も不規則になるので必死で調整している。
あと、仕事中座っていても120くらいになるときは大概緊張のせい。呼吸が浅い。あと周りが賑やかなときもそのくらいまで上がる。その割に駅の構内を移動しているときは100まで行かない。周りが賑やかだし早足なのに。自分の観察は続く。
言いたいことを言おうともがいている話
最近『自分と向き合う』とか『自分の好きなことを見つける』とかいうワードが目に刺さって辛いので、何をすれば自分と向き合うことにつながるのかを試してみている。その一つが『言いたいことを言う』である。
今日は頑張ってfacebookに自分の思うことを投稿してみた。お盆休みのリア充たちの中に割って入り、車いす使用者が東京の百貨店でアルコールの試飲を断られた事件に触れるのは自分でも勇気が要った。しかし頭で
呼吸に気をつけてみた話
普段から呼吸が浅く何だか疲れ気味なところへ、ウェアラブル端末の心拍数記録で見たこともない数字を叩き出してしまった。通勤時、駅から職場までの間のピークが170近く。確かに結構早足ではあるが、いつもの心拍数は100くらいだし、病院が来いと猿叫を上げる前にまず呼吸を整えるべしと思ってできるだけ深呼吸しながら帰りに駅まで移動してみたらピークが140にまで落ち着いた。
まあ、ヨガかな。
久しぶりに絵を描いてみた話
初心に返って誰に見せるわけでもないイラストを描いてみた。斜め45度バストアップ絵ですら覚束なくなっていることに気づかされた。描いていて辛くなったけれど自分の手で好きなキャラクターの絵が描けることは純粋に嬉しいし、もっと生き生きさせたいと思った。そうだ、誰に見せるわけでもないのだ。SNSに載せようとか思うから鯱張って余計うまくいかないのだ。
ちなみに今日一番うまく描けたのはコミックス11巻で『面倒く
出汁巻き卵を作っていた話
以前勤めていた職場には社食があったが、献立の栄養素や価格や当時の給料を天秤にかけた結果ほぼお弁当を持っていっていた。専用のフライパンを初めて買い、出汁巻き卵を一日おきに作っていた。めんつゆの力を借り、作っているうちにだいぶ形も味も上手くなった。今にして思えばよくまめにやっていたと思う。
なぜこれを書くに思い至ったか。その職場に典型的な全社挙げてのお盆休みが存在していたことや、今日乗った電車の乗客