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Hack Bowlというハッカソンに参加してみた

HackBowlとは

HackBowlとは、TechBowlという会社が主催しているハッカソンだ。

TechBowlとは、最近僕が利用させてもらっているエンジニア向けの学習サービスで、実際に現場で働くエンジニアの方からフィードバックをもらえるようなサービスになっている。

ハッカソンにガッツリ参加するのは今回始めてだった。
ハッカソンとはハック+マラソンという掛け合わせの造語で、決められた期限までにチームで何かものを作って審査員による審査が行われるイベントだった。

以前ツイッターで「ハードルが高い、と遠慮せずにハッカソン参加すると技術力が上がるよ!」というツイートを見かけたことがあって、それからハッカソンに参加してみたいと思っていたのだけれど、そうしたら今回たまたま日程が合って、しかも交通費も支給してもらえるという好待遇だったので、これは参加するしかない!と滑り込みで応募した。

どんなことをしたか

今回のハッカソンのテーマは「2021年にエンジニアに当たり前に使われるサービスを開発せよ」というテーマだった。

個人参加とチーム参加があり、僕は個人として参加したので、同じように個人で参加した3人で「食パンHacks」というチームを結成し本番に挑んだ。

チーム結成が本番の1週間前だったということもあり、Slackでアイデア出しを進めた。

今回の発想のもとになったのは「徹底的にパクれ」という言葉。
「既存のサービスをエンジニア向けに転用しよう」という発想で、「エンジニアの選択の手助けとなるサービス」を考えた結果、技術書の書評サービスを作ることになった。

チームのメンバーからの「技術書展」などの個人出版の話もきいて、アイデアが膨らんだ。

アイデアが決まればあとは開発するのみ。
HackBowlは2日目の開催で、1日目の午前はガイダンス、2日目の13時で開発終了だったので、開発時間はだいたい24時間だった。

メンバー3人のうち、アプリエンジニアが1人、サーバーが僕を含め2人いた。
アプリエンジニアはkotlinを使ってみたい、そして僕はフロントエンド、特にReactなどに興味があったので今回はそれぞれ作りたいものを作ろうということで、フロント・サーバー・アプリからなるチームが完成した。

3にんとも初めてのハッカソンであり、初めての言語を使ったりしたのだが、今回はメンターさんのサポートがあったため詰まったときもハマることなく開発が進んだのがとても助かった。

そして22時まで会場で開発し、後はそれぞれ家に持ち帰って開発を進めた。

気づけばあっという間に翌日の13時まで時間は進み、開発終了。
予定していたものの5割くらいしかできなかったのだけど、一通り自分たちのプロダクトを完成させることができた。

学んだこと・感想

今回始めてハッカソンに参加したのだが、とても楽しかった。
以前にスタートアップウィークエンドカガというイベントに参加したことがあるのだけれど、それと似ていてハッカソンも少ない限られた時間の中で何かを仕上げるイベントだ。

この文化祭前夜のような、熱量がとても楽しかった。

そしてハッカソンの大きな特徴として、チーム開発であるということが言える。
いつもは個人でコードを書いているので孤独な作業なのだけれど、今回は机で顔を向かい合わせてコードを書き、1つのプロダクトを作る。
そうすると不思議とモチベーションも継続できたし、チームとしての一体感も生まれた。

そして今回はそれぞれ役割を分けたので、それぞれ作った部分を連結して無事に動いたときの達成感、心地よさは最高だった。

反省、もっと詰められたところ

反省としては、受賞ができなかったところがある。

その原因としては

・プレゼンテーションの準備が不足していた。
・コンセプトが固めきれていなかった

この2つがあったと個人的には思っている。

ハッカソンのゴールとして、最後のプレゼンテーションがある。
今回ぼくたちは「作りたいものを作ろう」という立場で臨んだので、プロダクトの作り込みに熱中してしまい、デモの発表の方法や伝えるべきポイントなどの作り込みが適当になってしまった。

最終的にプレゼンで評価されるので、見せ方にもう少しこだわったほうがよかったと考えている。

また、追加していうと、最後のプレゼンでなにか印象に残るような機能を実装して、なにか尖ったプロダクトにできたらなお良かったのかもしれない。

もう1つは、最初のサービスの設計で、今回はアイデアを事前に決めて、当日は使用ぎめからスタートした。
そのため機能的には最低限のものが作れたのだけれど、「どんな課題を解決するか」といったもっと根幹の部分の認識がチームで共有されていなかったようにも思う。

今回は大きな問題にはならなかったけれど、今後チーム開発においてはこういった認識のズレは起こさないようにしようと思った。

まとめ

まとめとすると、僕がHackBowlを終わった直後のツイートがすべてだと思う。

今回のHackBowlがきっかけとなるように、これから頑張っていきたい。

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