匿名ラジオというコンテンツ

こんばんは。怒涛?の2連続投稿です。どうにも文字を書きたい欲が止まりませんので、私が3年ほど前からハマっているコンテンツについて紹介したいと思います。

匿名ラジオです。オモコロというサイトの企画で、youtubeにアップされているラジオです。オモコロは「あたまゆるゆるインターネット」のキャッチコピーを掲げていることからわかるように、役に立たないことをしたり、役に立たないモノを生み出したりしたことを、インターネットにオモシロく発信しています(褒めています)。このオモコロを運営している会社に務めているARuFaさん、ダ・ヴィンチ・恐山さんの二人が発信しているのが、匿名ラジオというわけです。

私が匿名ラジオにハマり始めたのは、ARuFaさんのブログの読者であったことからです。ARuFaさんのブログを初めて見たのは中学生のこと。SIMカードの抜かれた、父のおさがりのスマホ(Wi-Fi環境下でしか使えない)で、初めてインターネットの海に乗り出していた頃です。何の記事から入ったかはもう覚えていませんが、ARuFaの日記を読んで衝撃を受けたことは覚えています。本当に、何だこの人は?と思いました。頭がおかしいし、自分の体を痛めつけているし、下ネタもあるし、ヤバイものを見てしまった...と幼いながらに、こんなサイトを見ている自分に罪悪感を感じました(すみません)。

でも、日記を遡る手が止められないのです。本当に面白くて。刺激的なチャレンジをした日記も面白いのですが、ただの日常の日記も面白い。文章の所々にネタを挟み込んでいるので、どの日記も隈なく読みました。文中に出てくるチロチロと動くGIFに目が離せませんでしたし、エジプトの広場も聞きました。日記を読んでいて、思わず声を出して笑ってしまったときは、家族に怪訝な目で見られました(読んでいる内容は必死に隠しました)。布団の中でイヤホンをつけて、換気扇ラジオを聞いていたのが懐かしいです。

中学生以来、ARuFaの日記はこまめにチェックしていましたが、私が高校生活に馴染んだ頃には、あまり更新されないようになってしまいました。ARuFaさんも社会人になって、仕事で記事を書くのが忙しいのだろうと、日記の更新にはあまり期待しないようになりました。

そして、やっと匿名ラジオの話になります。長いですね。すみません。私が受験勉強に精を出し始めた頃、匿名ラジオというコンテンツがインターネット上に、ポンとアップされていたのです。見つけたときは本当に嬉しかったです。ARuFaさんの活動がまた定期的に見れるんだ!と。受験勉強で面白くない毎日でしたが、匿名ラジオはその時期のオアシスとなりました。それ以来ずっと聞いています。今年で大学四年生です。月日が流れるのは早いものですね。

匿名ラジオを聞き始めてから、ARuFaさんの今までわからなかった人間性を知りました。ダ・ヴィンチ・恐山さんの様々な証言からです。恐山さんは匿名ラジオを介して知りました。はじめは知らないお堅そうなお兄さんだな〜という印象だったのですが(すみません)、回を重ねる毎に恐山さんの魅力に気づき、今ではARuFaさん同様、インターネットの向こうからお慕いしています。

匿名ラジオは「ない話」をすることで知られていると思います。自分がアニメの世界の人物と〇〇したりとか、いない友だちを作り上げたりとか、空想あるいは妄想を語り合っていることがほとんどです。それが面白いのです。ラジオでは日常の話をするのが普通ですが、匿名ラジオは非日常の話をするのが普通です。それは、ラジオを続けて行く上で、ある意味重要なことではないでしょうか。日常の話は、内容に限りがあるのではないか思うのです。それに対し、アニメや漫画に精通したお二人が成す「ない話」は、限りがありません。いつまでも面白い話をし続けられるのではないでしょうか。願わくば、私が社会人になり、仕事に疲れたときのオアシスになってほしいです。

私は大学の授業で、一年の頃からずっとモノをつくる課題に取り組んできました。それは深夜から夜が明ける頃まですることも往々にしてありました。そのときの作業のお供をしてくれたのは、匿名ラジオです。課題が終わらないかもしれないという不安を打ち消してくれました。毎日のように夜通し聞いていたので、更新されているラジオは何周もしました。それでも毎回、お二人の会話に笑ってしまいます。ありがたいです。

こんなインターネットの隅っこからでは、ARuFaさん、恐山さんには届かないと思います。でも、面白いラジオをほとんど休むことなく更新してくださって、本当に感謝しています。

最後に、どの回も大好きなのですが、特に好きな回を紹介して終わりたいと思います。

#06 「女の子がしてたらいいなぁって思うバイト」

#24 「おたよりコーナーと両津勘吉のモノマネ」

#32 「ラストバトルでOPテーマが流れる演出は最高」

#39 「もし自分が主人公になったら、きちんと物語を回せるのか?」

#42 「自分に子どもが生まれたらどう育てる?」

#58 「もし娘が彼氏を連れてきたら、どう対処する?」

#69 「即興怪談!『ウソの怖い話』をして物語のツジツマを合わせろ!」

#73 「ラジオの先輩を呼んでアドバイスもらおう!」

#85 「食い逃げに憧れる僕は、君の瞳にてやんでい」

#109 「それは決して叶わぬ夢、お姉ちゃんが欲しい!!」

#117 「少ない手がかりから無理やり結論を出して名探偵になろう!」

#138 「名探偵コナンの捜査を効果的に妨害する方法とは?」

#146 「とにかく『考察』をして1つの真実にたどり着きた~い!!」

#147 「春は挑戦の季節!今までやったことのない『初めて』にチャレンジしよう!」

#149 「相方とスケジュールが合わないから1人で収録してもう1人が編集しちゃえ!」

#153 「将来的に『ヤバいジジイ』には絶対なりたくないから先輩の意見を聞いてみよう!」

#163 「ねえ、法律が存在しないサイゼリヤに行ったら何をしたい?」

#165 「もっと仲良くなるために、お酒を飲んで腹を割って話そう!!」

#181 「年末だし『どのお菓子が一番強いのか』を決めよう!!」


すみません、多すぎました。さようなら。





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