スマホばかり見ている親、という批判に対して思うこと

ここのところ、講演で呼んでいただいたときにその場にいる参加者(おもに医療者)の皆さんが、
「いまの親がスマホばかり見ていて・・・」と漏らされたり、嘆かれてたりしています。

また、子どもが少し様子がおかしいと、すぐにスマホで検索し、そこから出てくるのは玉石混合の情報...
間違っているときはきちんと否定したりしないといけなくて、それが難しいし時間がかかる、ともおっしゃっていました。

スマホばかり見ていて、という医療者の方々
子どもの様子がおかしい、と検索ばかりしてしまう親

どちらにも共通することがあります。

それは、どちらも子どものことをすごく思っている、ということ

世の中すべてがそんなんだとは言いませんが、
少なくとも
この、
スマホばかり見ていて、と漏らす医療者も
必死に検索してしまう親も

どちらも、子どもが健やかに育ってほしいということを願っている
わけです。
子どものために、親を批判しているわけだし
子どものためにと、見てしまう

そのとき、どんなお話を私がしたかというと
これを見るといいですよ、というサイトを
お知らせしてあげるといいのでは、とお伝えしました。

具体的にはこの二つ
(1)教えて!ドクター
子どもの病気に留まらず、災害のことも赤ちゃんが泣くときどうしたら?という記事も子育ての工夫の内容もとても良い情報がたくさんあります。(佐久医師会)


(2)ボジョレーで学ぶ救命ノート 
中でも
予防救急
からだのしくみ
が面白いです。(大阪市消防局)


どちらも情報量、すごい多い!!!

ネットの荒波の中を漂うのは危険だし大変だけれど、「教えて!ドクター」の中であっち見てこっち見てと、しているのは全然心配ない

ボジョレーくんと一緒になって画面の中で溺水してみたり、はたまた熱中症になってみたり
するのは全然心配ない

上手に使いこなすことが大切だと思うんです。
こんな、小さな小さな機械に翻弄されず、いつだってこちらが使う側、主導権はこちら、で。

時代の変化ってすごくて、専門家の意見だって
昔は新聞記者が書いてくれなかったら読めなかったわけだし、だからそういう記事に触れられるのってすごいなって思うわけです。Twitterもね、直で読めるわけだから!

流行している病気のことだったら
Buzzfeed Medicalがいいでしょう。


この↑中で彷徨う分には、安心。
情報のとり方が身についてきたら、大海に出ても、上手に取り入れられるようになるかなと。

と、こんな話をしたら、その場にいた方々が、目からウロコ!そうだ、批判してる間に教えてあげればよかった!とおっしゃってくださいました。

ゲームも、怖いな危ないなと思っているなら、子どもが何を面白がっているのか、ちょっとくらい覗いてみたらいいと思う。
へえこういうのが面白いんだ、そうか、そうかってそれだけだけどね。
でもそうか、こういうことに楽しさがあるんだ。じゃあ、こういうのに興味があるんじゃない?って、ゲームのほかの話に繋がったりする。
でも見もしない、知りもしないで、あれはよくないこれはよくないって、それはないかなと。
まあ、私がゲームについて語るなんてほんと何も知らないくせに(電源すらつけられない💦)だけれどね。

子どものことを思っている人同士、互いに持っているものを分かち合いながら健やかな成長を見守っていけるといいなと思います。

子どものことを、真剣に、本気で、考えてくれる人が
全体から見たらそれほど多くないって知っているからこそ、そう思います。

そこは戦わず、手を取り合っていきたいなと。

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子どもの「医療のかかり方」を伝える活動が、厚生労働省の「上手な医療のかかり方」によって、市区町村の母子保健が実施する事業となったので、2020年4月末日に団体を解散。市民の参画で医療をより良くすることに携わる傍ら、地域活動で子ども達に関わる日々。高中小学生3男子の母。
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