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この島に暮らす、ということ。

こんな離島に住んでおきながら何ですが。前にも書いた気がするけれども、自分はカナヅチで。小さい頃から海と湖と川の近くには住まない、と決めていたはずなのだけども。気づいたら、あれ?という場所に住んでしまっています。

それなのに、出張や帰省で内陸部へ移動する度に不思議と息苦しさを感じてしまう瞬間がありまして。島に帰ろうと、境港や七類港で海を前にすると、少しだけあー、帰ってきちゃったなぁ、という気持ちと、どこかほっとする気持ちが否めなくて。さらには島に帰ってから自宅までの車の車窓から海が目に入っていると安心しきっている自分がいて。そんな自分に驚いて数年が経ちます。

この国に住む1人として、絶対に忘れることはないこの日を迎えて、改めて海を眺めながら今日の黙とうの時間を迎えることになって。改めて、僕はやっぱり今住むこの場所に畏怖と誇りを感じたのでした。

ジオパーク、神々の島と呼ばれるこの場所において、自然への畏怖があるからこそ育まれてきた文化と風土がある。


写真:太田章彦

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