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有り難さ、の文字のごとく。

昨日から風が強くて、波の予報が高いなぁと思っていたら、朝6:30の町内放送で、フェリー全便欠航の放送が流れた。続いて内航船の欠航の放送も流れ出したけれども、唯一カーフェリーとなる内航船どうぜんについては運航予定、とのこと。

おかげさまで、冷たい風と時々雪が散る中で工事の現場作業は続いていて、さらには西ノ島とを往復する工事車両は無事、白波がたっている海を渡ってくれていた。離島の工事はこうした欠航リスクがあって、それによって人が渡ってこれなかったり資材が来なかったり、と不確定な要素が多い。

そんな中でのこれだけの大型工事については、かなり前からその難しさはたくさん指摘を頂いていた。そんなプロジェクトに参画してくれた設計士、施工事業者、現場監督、そして何よりも日々現場で粛々と工事を進めてくれている方々。関係する全てのひとへ、改めて感謝と共に変化する建物を見守らせて頂いている。

「この部分については、予定通りです」淡々と報告してくれるこの言葉の重みは、白波と強風に身を震わせる度に実感する。

写真:太田章彦

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