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ロールとしてのスクラムマスターと、ジョブとしてのスクラムマスター

こんにちは。天野です。

先日のスクラムマスターは付加的な役という話を反芻したり、職能として日々活動しながら、最近はスクラムマスターにはロールとジョブという2つの側面があるなと考えています。今日は一度この思考を整理してみます。


ロールから始まる

スクラムチームにおけるスクラムマスターは「ロール」です。ロールということは、チームの誰かがそのロールを担うことになります。

ロールの特徴は、誰でも演じることができる点です。野球やろうぜと仲間が集まり、「誰がピッチャーやる?」と相談しているような状況を想像します。ここで重要なのは、「野球やろうぜ」という目的のもと仲間が集まっていることです。ピッチャーというロールは、チームができた後に決まります。

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