2021年上半期 投稿写真&ビデオコンテスト”投稿写真の部”選考結果発表!
海士町の今の様子がよ~く分かる「町の話題あっやこっや」、今回は今年1月から6月の間に視聴者のみなさんから投稿していただいた写真の中から選ばれた、2021年上半期 投稿写真&ビデオコンテスト”投稿写真の部”グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞の三賞に輝いた作品を紹介させていただきます。まずは番組からご覧ください↓↓
では、投稿写真の解説を兼ねて、海士町の暮らしの一部を少しだけご紹介させていただきます。
海士町の冬は雪がすごい?
海士町は緯度的には飛騨高山と同じぐらいで、結構北の方に位置するから冬はかなり雪が積もるんだろうって思われがちですけど、対馬暖流の影響でそんなに積雪は多くないんです。積もってもだいたい1~2日で溶けちゃう。今年は全国的に積雪が多かったんですが、去年なんか車も冬用のタイヤと交換する必要がなかったぐらいです。むしろ松江とか島根県本土の方が雪はたくさん積もります。
シマメって何イカ?
海士ではスルメイカをシマメって呼びます。隠岐では冬になると沿岸近くに回遊してくるので、写真のように定置網でたくさん獲れます。そしてこのシマメが、なんと獲れたての鮮度そのままで1年じゅういつでも食べれるんです!それがCELLS ALIVE SYSTEM CAS凍結技術。シマメの他、白いか、岩ガキなどのCAS凍結製品が大人気。
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「しいしび作りを見守るアンパンマン」というタイトルの写真もありましたが、白イカの一夜干しのことを海士では「しいしび」と言います。半生状態の柔らかくて甘くて美味しい「しいしび」、炙って食べたら最高です!
桜餅ってこんな形だったっけ?
桜餅の投稿写真がありましたが、みなさんの知っている桜餅は上の写真ですか?それとも下の写真?
この2つのカタチの桜餅が全国どのように分布しているかネットで調べてみたら、上のクレープのように皮で餡子をくるっと巻いたのは「長命寺(ちょうめいじ)」と呼ばれるタイプで、東北・関東・甲信地方の一部と、なぜか島根県だけ。その他ほとんどの地域では蒸した道明寺粉で餡子を丸く包んだ「道明寺(どうみょうじ)」タイプだそうです。関西・四国・中国・九州地方すべて「道明寺」なのに、なんでポツンと島根だけが「長命寺」なんでしょうかね? でも海士町にも「道明寺」桜餅を売ってるお店はあります。やっぱり全国各地から移住してきたIターンが多いからでしょうか?
🔻桜餅の写真の投稿者つなかけのホームページはこちら
海士の子育て環境ってどうなの?
上の投稿写真は「お山の教室」の卒園式「お山の巣立ち式」の様子です。
海士町には0歳からの乳幼児を預かってくれる保育園「けいしょう保育園」と、満3歳から小学校入学までの幼児が入園できる「お山の教室」の2つの保育施設があります。子どもが生まれてもすぐに何かしら仕事をしているIターンのママさんが多いということは、海士町の子育て環境はなかなかイイってことじゃないでしょうか。詳しくは各ホームページをご覧ください。
🔻けいしょう保育園のホームページはこちら
🔻お山の教室のホームページはこちら
農作物の自給自足は?
海士町では、ちょっとした野菜なら家の庭で作っている人が多いです。野菜の苗の販売とか回覧板で回ってきます。あと、農家さんでなくてもお米を作ってる人も結構多いですね。ただし、お米づくりは田んぼがないとできないので、移住者には少しハードルが高いですけどね。
上の投稿写真は、海士町役場主催の「野菜づくり講座」の様子です。野菜づくり初心者の方でも、毎月1回この講座で学べば野菜が作れるようになります。家で食べきれないほど作れたら、地元野菜直売所「しゃん山」に出荷してお小遣い稼ぎもできます。これで野菜づくりの後継者不足も解消!
🔻島の直売所しゃん山のホームページはこちら
ということで、投稿写真コンテストの写真を使わせてもらって、海士町の暮らしの一部を少しだけ紹介させていただきました。
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