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伊那市の小学生と情報リテラシー教育

Good Morning Alps!
おはよう伊那谷。

田んぼの整然とした姿が美しい。

2024年6月6日 木曜日

私は長野県伊那市の学校教育課(≒教育委員会)所属で、学校からの依頼を受けると小中学校で情報リテラシーの授業をしている。今年度初の情報リテラシー出前授業は、小学校の高学年のクラスへ。

伊那市内には15校の小学校がある。山に近かったり、市街地にあったり、田んぼに囲まれていたり、ヤギを飼っていたり、単級(学年1クラス)で10名程度だったり、30名程度のクラスがいくつもあったり、土地の子が多かったり、移住者や外国籍の子がいたり、学校によってさまざまだ。

小学校高学年は、ゲーム機やタブレットに親しんできて、やりたいことが増える時期。昨年は担任の先生がアプリの年齢制限や課金について話をしたそうで、リテラシーは低くない印象。今年は気分をかえて、新キャラ(私)を投入してみようと考えて呼んでくれた。そうそう、軽い気持ちでオーダーしてくれたらええねん。

クイズ〜!
ビンゴ〜!
チャット大喜利〜!
匿名でチャット体験〜!

訪れたクラスの子たち、私が話している間は約束通りiPadを裏返して聞いているし、ハキハキ返事をするし、ビンゴやクイズで場があたたまってくるとキャアキャア盛り上がるし、困った時にはすぐ手を挙げるし、休み時間にはたくさんの子が教壇に寄ってきて「うちのお姉ちゃんがね〜」「先生は推し活してる〜?」と人懐っこくて最高だった。

啓蒙とは大人の思惑。せめて楽しい体験と紐づいて心のすみっこに留めてほしい。

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