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自分らしくないのは悪いこと?

#自分らしくないことをやってみる 。という選択


私たちは普段から無意識のうちに
『これが自分らしい』という自己認識に基づいた行動を
してしまっているものだ。


自分で意識して選択しているようでも、
人間の行動というのは、ほぼ潜在意識下の
自分に対する認識で決まってしまっている。


脳は自己に対する認識と行動が食い違うことを嫌うので、
この食い違い(認知的不協和という)を自動的に修正しようとする。


だから、『自分らしくない行動』というのに抵抗があるのは、
このシステムで考えると当然のことと言える。


逆に言えば、あえて自分らしくない行動をある程度継続することで
脳はその行動にふさわしい『自分らしさ』を新たに作り出すことになる。


なぜなら、行動=自己認識という関係の食い違いを
無意識にに修正するからだ。


そこに、自分らしくない行動をする意味があるのだ。


例えば、「サウナに行く」という行動について。


まだうつ病が抜けきっていない時期の僕は、
友人にサウナに誘われても、全く興味がわかなかった。


なぜわざわざそんなマゾヒスティックな事をするのか?
などとさえ思っていた。


しかし、今は東京から数時間かけてサウナの聖地と呼ばれる
静岡の「サウナしきじ」に時々通うほどになっている。


そのきっかけは、友人からの誘いを渋々受けたことに端を発する。
その時は気が乗らなくても、やってみると結構楽しかったりすることも
実際にはあるものだ。


それから、一人で時々サウナに行くようになり、
俗にいう、『整う』という瞑想状態を知ってからは
精神と身体の状態を整えるためにサウナを活用している。


サウナに来ている人を見ていると、
当然というべきか、みなさん健康的で活力に溢れている。


うつっぽい人は皆無に等しい。
つまり、うつの人にとって自分らしくない行動が
サウナで汗を流すということなのだろう。


余談だが、サウナに入っている男たちは
みなさんとても良い表情をしている。


スマホを持たないということもあるが、
リラックスしつつ自分に向き合う男たちは輝かしい。


世の女性たちに見せたいほどである😁

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