早津ヨシオ@薬剤師・うつやめコンサルタント

うつやめコンサルタント|薬剤師|「やめたいけれどやめられない」を60分のオンラインセッ…

早津ヨシオ@薬剤師・うつやめコンサルタント

うつやめコンサルタント|薬剤師|「やめたいけれどやめられない」を60分のオンラインセッションで解消|60分完全禁煙プログラム成功率80%|元うつ病・アル中・薬物依存・ヘビースモーカー|メンタルブロック解除の専門家| 15年間のうつ病を2ヶ月で手放し薬を卒業|

最近の記事

自分らしくないのは悪いこと?

#自分らしくないことをやってみる。という選択 私たちは普段から無意識のうちに 『これが自分らしい』という自己認識に基づいた行動を してしまっているものだ。 自分で意識して選択しているようでも、 人間の行動というのは、ほぼ潜在意識下の 自分に対する認識で決まってしまっている。 脳は自己に対する認識と行動が食い違うことを嫌うので、 この食い違い(認知的不協和という)を自動的に修正しようとする。 だから、『自分らしくない行動』というのに抵抗があるのは、 このシステムで考える

    • 危険なシゴト

      前回に続いて、睡眠薬の話を書こうと思っていたのだけどやっぱりやめて危険なシゴトの話を書こうと思う。 睡眠薬ともあながち無関係ではないのだけど、ここで言う「危険なシゴト」というのは夜間まで及ぶサービス業のことである。 実は、僕は数年前までさる大手ショッピングセンターで薬剤師として働いていた。 仕事自体は調剤薬局の閉塞的な働き方などよりもむしろ自分には合っていて、日々汗だくになって売り場を作っていた。 しかし、この仕事には当時の僕のようなうつ病患者にとって致命的なリスクがあ

      • 睡眠薬の話

        今日は、睡眠薬の話をしてみようと思う。 これはもう、うつ病時代の長い間、僕の一番のお友達だった。 うつの場合、ほぼ必ずと言っていいほど睡眠障害を合併する。 もちろん僕も例外ではなく、睡眠薬なしでは眠れない状態だった。 一番ひどい時はアルコール漬けの日々だったから、仕事帰りの地下鉄の中でストロング酎ハイ(アルコール度数9%のやつね)500mgを飲みながら帰っていた。 自宅の最寄り駅へ着くと、そのまま外食しながらさらにお酒を飲み、酩酊状態で帰りにコンビニへ寄って2〜3本ビー

        • 1日300円

          金曜の夜、銀座を歩いていて思い出しことがある。 あれは、誕生日をいくらか過ぎた冬の寒い日だったと思う。 僕は銀座の街をあてどもなく歩いていた。 もしかすると、あの日も金曜日だったかもしれない。 宵の口の銀座は華やいでいた。 一人で銀座を歩いていた僕に、目的地はなかった。 ただ、幾らかでも誕生日らしいことを自分にしてあげたかった。 何かの用事で週末の夜の街に出たのに、家に帰ってしまうのが惜しかっただけなのかもしれない。 ちょっと一杯飲んでいこうか、と思い適当な店を探すのだ