俺はパッキビリヤニも作るで?鍋で。
炊飯器ビリヤニ、いいよね。序盤、中盤、終盤、隙が無い。強いと思うよ。実際。
7月の終わり、僕は炊飯器でビリヤニを作りました。
美味しゅうございました。
お店(往々にして営業時間が短い、俺の給料では高いので回数食えない)ではなく自宅でビリヤニめいたものが作れる。それは本当に素晴らしい事だと思いました。あと、実際ホントにうまかった。それはマジでそう。
炊飯器が稼働し、バスマティライスとカレー粉を含むなんか色々が炊けてくるときの香りは最高の一言で、実際簡単なのでいつでもやりとうございます。
でもね……
でも俺はちょっとパッキビリヤニって奴も作ってみたいと思ったのです。
前週に実施したジャスミンライスとバスマティライスの連日炊飯器ビリヤニの衝撃の後、どうしてもあの感動を忘れられず、眠れない夜にバスマティライスを2kg程度Amazonで購入してしまった。
そして日曜。
近所のAmazonロッカーに俺のバスマティライスが届いたという。
折しも本日(8/4)の札幌は大変に涼しく、Amazonロッカーまで散歩がてら歩く事は何ら苦ではなかった。
そして、一旦バスマティライスを手にしてしまえば、他方コストコで何の使うあてもなく買ってしまっていた豚ひき肉がやはり2kg程度も冷凍庫を圧迫しているとなれば、なんか、やらざるを得ないよね?となるのが人情ってもんじゃないですか。
という事で、
以前実施した「調味料と具材をマリネしたものを炊飯器の下に敷き、その上に浸水したバスマティライスを載せて、水入れて一気に炊飯器で炊く」というカッチビリヤニ的手法(米を湯取りしてないのであくまでカッチビリヤニ「的」である)からちょっと進化させて
「味少し濃い目?なカレー的物体をなべ底で調理してしまってから、別途湯取り法などで火を通した米を載せて、一緒に炊く」というパッキビリヤニをやってやろうと。
(ビリヤニの方式については以下を参照されたし)
ともあれ、カッチ式然としたやり方は2回やったので、パッキ式をやってみようという、そういう試みです。
なんか、やってみたら案外出来た。
実際「豚ひき肉、ギャバンのカレー粉、パッキビリヤニ」でまるっと参考に出来るレシピがweb上に存在しないので、自分の中では最低要件と考えている以下のポイントを押さえて、すっごい適当に料理した。そしたらなんか、出来た。
(最低要件の確認は以下の動画で見てました:この方の動画が一番わかりやすいと思います)
バスマティライス
塩分濃度1~2%程度で湯取り法を実施する(軽い味付けを含むのだろう。2%だとくどそうなので、多分1%でも行けると思う。ネットのレシピは結構塩が強い。塩が強いと美味しくはなるんですけどね)
カレー、グレイビー部分
ギャバンのカレー粉を使い、単体で食って少ししょっぱいかな?ぐらいの味を目指す。バスマティライスを追加炊飯するので、少し水を加える。最初に計った米の8割~9割程度だろうか?少なくても成立はすると思う。
これも水に関しては試行錯誤が必要な気はする。ダシ汁を加えても面白いと思う。
こんだけ押さえりゃどうやっても旨くなるんだろう。きっと。
レシピというか、手順とかを紹介するぞ!
まず、何をするかを書き並べると
A:具材、味の元になるカレー(グレイビー)部分を調理する
B:浸水させたバスマティライスを茹でてザルに取る(湯取り法)
C:Aの上にBを敷いて蓋して炊く
パッキ式って大体これ。
カッチ的炊飯器方式だと、
A':具材、味の元になるカレー部分になる予定のものをマリネして炊飯器の下に敷く
B':浸水させたバスマティライスをAの上に敷く
C':水入れて塩入れてバターとか載せて、炊飯器で炊く
という感じになる。
上記の手順(パッキ式)の内、完成まで時間的に中断を許さない、「取り掛かったら最後までやるしかない手順」はBとC。BとCは必ず連続し、Bが始まったらCまで出来なくてはいけない(米がグダグダになっちゃう)。
なので、Aだ。Aをやるのだ。Aだけ出来てしまえば、最悪バスマティライスなくても普通のジャポニカ米で食える。なので、Aをやってしまおう。
Aをやって、B,Cと進めばよい。
大体の流れは以下の写真の感じになる。
(参照↓炊飯器ビリヤニを開けた時の様子)
材料は以下の通りだ!
コメ部分
バスマティライス 220g(適当)
茹で水:水1000㏄ 塩10g(1%~2%程度で食えると思う) 油少し 八角
(他、ホールスパイスのなんかを入れるらしいだが、ウチはウチ!よそはよそ!八角だけでも食えたし、無くても別にいいと思う)
カレー部分
豚ひき肉:300g
シメジ:1株
ナス:一個
タマネギ:半個
ギャバンカレー粉:小さじ5
塩、ケチャップ、生姜、ニンニク、砂糖:なんかいい塩梅に(味見しろ)
水:180㏄程度(バスマティライス炊く分と考えてる)
※俺んちにはなかったが、パクチーとかクレソンとかあったら、バスマティライスと炊く直前に乗せたりしてとてもよいらしい。あればでいいと思う。
A:カレーを作るぞ
信頼度の高い鍋(アサヒ軽金属さんのワイドオーブンを利用した。焦げ付かないという絶対の信頼がある)
油を敷き、玉ねぎを細切れにしてあめ色にする。
そののち、ギャバンのカレー粉を小さじで5杯ぐらい。
生姜とニンニクのチューブもブリブリ入れる。
豚ひき肉を入れて炒める。油はどうせたくさん出てくる。焦るな。
砂糖、ケチャップ、塩で調味。
なんか味見したらスカスカだったからコンソメ入れたらビシッと来た。やはり頼るべきはダシ。これは今後も考えていきたい。
シメジ、ナスを追加して、水入れて味見して「まぁ旨いな」ってなればカレー部分の完成。
B:バスマティライス湯取り法するぞ
30分以上浸水して白くなったバスマティライスを
「1%~2%の塩分濃度となるようにした沸騰した塩水」にぶち込む。
そこに八角や何かの葉っぱがあっても香りがいいだろう。うちにはなかった。
バスマティライスで湯音が下がるので、強火で再沸騰
再沸騰したら火を弱くして5分茹でる。
5分経ったら火を止めてザルにバスマティライスを取る。
C:カレーの上に湯取り法したバスマティライスを載せて炊くぞ
見せ場だ!
Bの流れからそのままカレー鍋のカレーの上に湯取り法したバスマティライスを敷く。平たく。
鍋に蓋をして、強火にかける。焦げが怖ければやや強火でいい。
カレー&バスマティライスの鍋の蓋から湯気が出るだろう。
そしたら火を弱火(コンロの最弱でいいだろう)にして、10分。
10分経ったら火を消して、蒸らし工程10分。
これだけやったら、完成だ。
ね?簡単でしょう?
D:おまけにライタ的なものを作れ。
ヨーグルトを牛乳で伸ばし、クミンを少し、塩を一つまみ。
レモン汁を少し入れて、キュウリ、キャベツ的な野菜を細切れにしてその中に混ぜる。
なんだこれ?って思うかも知れんけど、これがカレー、ビリヤニにジャストフィットするライタというものらしい。
野菜がなければヨーグルトを牛乳で伸ばして少しのクミンで香りつけて塩を一つまみしたソースだけでいい。これはガチなので、ヨーグルトはあった方がいい。忘れなさるな……
食べたら旨かったので、多分大筋で外してはなかったんだと思います。
マジで普通にうまくて、最低要件はこなしてたのかなと、頼るレシピなく不安に圧し潰されながら作ったビリヤニ(うまい)を貪りつつ、自身の考えのもしかしたらある程度正しかった事を、ちょっと誇りに思ったりしたのでした。
最低限以上の塩味
カレー然とした香り
一定以上のダシ味
ビチャビチャじゃなく炊けているバスマティライス
この辺が抑えられてるべき要件かなと思います。
カレー然とした香り、香りの美味しそさ(伝われ)があれば、多分和風でも成立すると思う。
今後の考えてる事
カレー部分、グレイビー部分の「炊飯に使われる水」をダシにする。
(和風だしでも成立すると思う)雑に「ほんだし」でも全然いい。やってみたい。
具材に、炊き込みご飯、カレーに入る事が可能なもの、を入れてみる。
豆とかも多分いけるよね。タケノコとか。和風だしとシナジーさせてみたい。
単純に、大体のビリヤニレシピにある、香草をちゃんと準備する。
パクチーとかクレソン……買うの毎回忘れる。楽しみ。
とにかく、炊飯器ビリヤニはめっちゃ楽だし、パッキビリヤニもやってみたら結構簡単ではあった。奥は深かろうけど、入り口の浅瀬でチャプチャプするだけなら初見の俺でも全然いけたんで、みんなやってみましょう!
※バスマティライスはTwitter(ヒウィッヒヒー)で教えて頂いたラルキラを2kg買いました。
最後は僕のアイプリのマイキャラちゃんを見て終わりにしましょう。
以上!終了!(唐突のRhymester)
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