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4/26 K/A/T/O MASSACRE (大野談)

カブトムシのメンバー大野志門です。
3月にCircus Tokyo、4月にSpread、Forestlimitと、ライブ続きました。
みなさん、どうでしたか。

今月のライブは、2021年の『宝船クロス』以降やっていなかった俺のボーカルを中心と据えた即興演奏だったのだが、中心といっても各人の演奏については等しく重要。

メンバーの藤井と桒原はプログラミングソフト「Max」を扱えるので、彼ら2人にシステムを組んでもらった。
演奏音が、ある条件でいくつかのエフェクティブな動きに変化していくのであるが、聴いてくれてた方々は気づいてくれたはず。
Maxに関しては専門性が高く俺が書けることは皆無であるので、彼らに書いてもらう別の機会を設けたい。
てか、彼らの技術力には感嘆しっぱなしだし、もっとその中身が見えて欲しいと思う。

さておき、俺は初期のライブから実践している、名をつけるのであれば「Freestyle うたものベイビー」というテクニカルな技を繰り出し演奏に参加。
どういうものかというと、もちろんフリースタイルラップからきているのであるが、ビートレスな即興演奏にラップ的な音乗りが常にあうわけではなく、自ずと歌うことを反射的に選択してしまうのだ。
この歌の情緒と歌詞の響きを脳内で瞬発的に考えながらパフォーマンスするのである。

ここで重要だと思っているのは、予め決めることは単語を3つくらいに絞ること。みつしぼり。
「宝船クロス」では詩(うた)を印刷した紙を用意し、たまに見て、バイブスを思い出しながらラップしたんだけど、それは視覚的に「拘り」が見えやすいから、今回からはそれをやめた。
もっと生身であって良い。

終演後いくつか「決めたことを言っていたのか」という質問があったのだけど、センテンスに関しては一つも決めてない。
以下、決めていた要素(かっこよくいうと、スリーエレメンツ✨)

Spread: 燕、バイブル、退屈
Forestlimit: 知っていた(既知)、おしっこ、巡り

マサカーの時は、ボーカルのパフォーマンスがもっと動き回りながら巡りながらの歌うたいをイメージしていたんだけど、会場が小ぶりなのとお客さんがぎゅーぎゅーだったからやめたんよ。

兎角、映像をお楽しみね。




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