GFX50Sⅱ×Ai Micro-nikkor 105mm f4
親戚から譲ってもらったレンズ2本の内の一本がこのAi Micro-nikkor 105mm f4だった。「このレンズは新聞の複写用に使っていてね」と言われて新聞をフィルムカメラで複写?と思ったのだけど、このレンズが出たのが1970年頃らしいので、時代的にはPDFにスキャンはおろか、気軽に個人用途でコピー機を使うのも手軽ではなかったのかもしれない。自分も昭和生まれだが、こういう所で時代のディティールが失われているのを感じてしまう。
東京ステーションギャラリー付近から撮った写真。
GFXのイメージサークルは十分カバーしており、四隅は暗くなる場面があるものの補正やクロップで対応できる範疇だった。とはいえ室内で換算85mm相当のマニュアルフォーカスは結構難しい。シャッタースピードは感度を上げればなんとかなるものの、ピントを外した写真も数多あり、これは自分の腕が原因なんだけど・・・。
これは失敗。ピントを顔に合わせたつもりが、フォーカス拡大でピントを合わせたあとで構図がずれてしまい意図と違うところにピントがいってどこを撮っているのか不明瞭な写真に。
こっちはまあまあピントは合ったと言える感じか。四隅はこんな風になるので補正は必要。とはいえこういう立体物の一部にだけピントを合わせるのはよほどの意図がない限りうまくいかない。なんとなくソフトに写って雰囲気が出てるからOKみたいなアバウトさだと、自分の中の基準が生まれないなと考えたりする。短期的にはもっと小さいセンサーで絞って全体にピントを合わせる方が正解なんだろう。中判になると単純にピントをどこに合わせたかが明確に顕にになるので、毎度色々と考えさせられる。
フィギュアやプラモの展示会にいって撮影するというのをよくやるんだけど、こんな感じで難しい。ライティングの問題とかあるので本格的な物撮りとも違うんだけど。
8月発売のRGガンダム ver2.0だけど、バンダイは何度RX-78を出したら気が済むんだと言われるものの、今回のガンダムはかなり良さげである。ヴォジョレーヌーボーの寸評みたいだが、予約に失敗してしまったので買えるのは当分先になってしまった。
ゾックかわいいね・・・。
レンズレビューのようで作例と自分のつぶやきが付随しただけのブログになってる気がするけど、これが自分の文章力の限界である。気の利いたカメラポエムも思い浮かばないので中判デジタルカメラの画質の質量を見ていただければ。