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principle(原則)-分析の重要な要素

今回は、私の判断基準「principle」について伝えたいと思います。

前書き

 今回伝えようとする原則または原理とは、日本の国語辞典に書かれている「原則」という言葉ではなく、英語の「principle」です。
 情報処理のノウハウの連載の最初の記事として、情報処理の分野であまり聞きなれない「principle」を選ばせていただきましたが、情報を分析する際には不可欠であると感じています。
それで、今回は「principle」の見出し方について伝えることができればと思います。

「principle」の導出方法

 分析を行う段階は基本的に、
1.情報を収集する。
2.収集した情報の事実性と安全性を確認し、事実でないまたは有害であれば除外する。
3.収集した情報を関連付けして、一貫性という共通点(principle)を導出し、それを判断基準とする。
という段階を踏みます。思考力を用いて集めた情報を関連付けて発見した、物事の絶対的な共通点が「principle」です。
 それでは、思考、行動、対人関係にわけて情報の扱い方の例を取り上げます。

思考

 思考または情報に対する分析の段階は
1.考察対象の分野の情報を集める。
2.集めた情報の事実性を(信頼できるサイトまた実験などで)確認する。事実でない場合はその情報を無視する。
3.事実に関する情報を関連付けして、公平性という共通点を導出し、それを判断基準とする。
 思考とは、物理法則と関連付けられた技術を情報として扱う概念です。

行動

 行動に対する分析の段階は
1.目標とする行動に関する情報を集める。
2.集めた情報の有害性を確認する。有害であればその行動を行わないようにする。(有害であれば、結果的に行動目標が阻害されるからです。)
3.有害な要因を排除する情報を関連付けして、安全性という共通点を導出し、それを判断基準とする。
 行動とは、安全を妨げる要因を排除する手段を情報として扱う概念です。

対人関係

 対人関係に対する分析の段階は
1.その人を観察したり、その人から話を聞いたことを情報として収集する
2.集めた情報から、その人の有害性を確認する。有害であればその人から離れる。
3.集めた情報から情報を分析して関連付けをして、相手の人格という共通点を導出し、それをその人と接する際の判断基準とする。
 対人関係とは、相手の人格を情報としてとらえる概念です。

まとめ

・「principle」:集めた情報を関連付けて導出された、絶対的な共通点。
・思考:事実という情報から、公平性という「principle」を導出
・行動:目標とする行動という情報から、安全性という「principle」を導出
・対人関係:その人の行動や発言という情報から、相手の人格という「principle」を導出


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