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医療介護で働く人のエンゲージメントを高めるために!


昨今、「エンゲージメント」というワードをよく耳にするようになってきています。

これは職場に対する「愛着心」や「思い入れ」という意味で、「個人と組織の方向性が連動していて、互いに貢献し合える関係」を指しています。そして、大事なのは主従関係ではなく、あくまで同等・協同関係ということです。


こんにちは。ALTURAの鯨岡エーイチです。

鯨岡栄一郎 (福島県在住)
2021年1月 ALTURA Inc. オンライン事業部にジョイン
(株)メディケアソリューション代表取締役  理学療法士 コーチ  
老健施設長を4年経験   書籍「認知症コーチング」など3冊執筆


きっとあなたの施設にも賞与時期の評価であったり、上司による面談があったりするかもしれません。それがどのぐらい効果的に運用されています?
もしスタッフ側からすれば、単にお付き合いでそれをしているに過ぎない、としたら・・?


近年、価値観や働き方の変遷によって、職場への帰属意識というものはますます薄れていってます。家に帰れば、スマホで副業でしたり、SNSで個人としてアピールし、活躍する、なんてことも普通に出来ます。

そんな中、いかにスタッフの心を繋ぎとめていくか-- それをお金で?条件で?仕組みで?



佐藤航陽氏著の「お金2.0」でも、「価値主義」なんてことが言われており、昨今、人の求めているもの(ニーズ)や価値観が変わったと。十分な給与・手当は当たり前であるが、持続した動機づけにはなかなかなり得ない。

従来の「資本主義」下であれば、「役に立つか?」の観点で見た①有用性としての価値 が重要視されたのが、今の「価値主義」下においては、むしろもっと愛情・共感・興奮・好意・信頼といった内面にポジティブな効果を及ぼす精神的なものをいかに満たすことができるかという②内面的な価値、そしてNPOや地域づくりのような社会の持続性を高めるような意義ある活動である③社会的な価値 これらを組織運営の中でもいかに織り込んで大事にしていくか、が肝だと考えます。

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こと、エビデンスであったり、専門職としての当たり前や安全遂行、早さが偏重され、何か精神的なものは置いてけぼりになっていたのかもしれません。

しかし、「帰属意識」というぐらいですから、それはつまり感情です。必ずしも、仕組みとか決まり、指示命令が繫ぎ止める訳ではないのです。



スタッフの安定定着を目指し、組織体としてさらに事業継続・発展を目指していく。そのためには、このようなエンゲージ空間をいかに作るか。そして、スタッフの感情に着目し続けられるか--

密になれない時代だからこそ、希薄になりがちな意思疎通をまた取り戻すのです!



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