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夏が好き

「夏は暑くてイヤ」
「早く夏が終わって欲しい」
「夏なんてなくていい」

そういう人もたくさんいることは承知しています。
それについて何の異論も否定もしないので安心していただきたい。笑
でも僕は違う、というだけのことですから。

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僕は夏が好きです。
実際に暑いとか不快だとかそんなことはどうでもいい次元で大好きなんですね。
もちろん現実世界において通勤や打ち合わせなどでの外出などは地獄です。
特に都内の暑さの地獄度と知ったら言語を絶する超絶なる辛さです。笑
短絡的にその場の日常不都合を優先すると「夏はキライ!」などとのたまう人々の気持ちには全面理解ではあります。
でも、僕にとって夏はやっぱり特別なんですね。


幼少の頃の夏休みの様々な遊びや学校のプールなどの思い出。
数少ない家族の思い出は年に一度の夏休みの家族旅行。
学生になって、夏の大会に向かうモチベーションと悔し涙は特別な思い出です。
仲間たちと夏になると必ず繰り出す海への旅での数えきれない思い出の数々や、家族とともに移住した海辺での生活のコアな部分にある生活の柄。
それらのすべての思い出は、すべからく夏に作られた
僕を僕たらんとする重要な要素なのですね。


ここの海は、ロコだけの海としてシーズンオフは静かに佇んでいます。
でも、オンシーズン。
たくさんの人たちが訪れて、思い出をたくさん作るパブリックな「みんなの海」になるんです。
浜に出てみるとよくわかる。
歓声と笑い顔。
みんな笑顔でこの夏の思い出を作るためにこの海にやってくるわけです。
その光景は、夏の日差しに光る波間の輝きと同じくらいに
キラキラと眩しいくらいに輝く人々の笑顔に満ち溢れた素敵な光景なのですね。
また、夏の特別な陽光の強さが、この光景を強く心に刻むような気もするのです。

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つまり、夏とはそういう季節なのです。
日常の不快感や辛さを優先する短絡性とはまったく違う次元で夏は存在してきたのですね。
僕の中のキラキラした部分は間違いなく夏に依存している。
海と夏が常に僕の中にあって、大切にしてきた根幹のベーシックな部分をそれらが構成しているという感じです。
だから、夏に何をするわけでもないのに、
夏が終わることへのあの独特の寂しさはまた格別です。
キラキラした季節が終わってしまうような悲しみ。
今年は最初からないけれど、海の家が壊され解体される光景は本当に悲しいものです。

今年の夏は特に暑いし、遊ぶことも自粛気味な不穏な夏です。
それでも、夏の雰囲気はまだまだ続いて欲しいんだけどな。笑
日々、この酷暑でヒーヒー言ってる人には申し訳ないですけれども。

まだ僕の夏は何も終わってないわけで。w



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