見出し画像

聖母と侍とサルサとブルースと





荒野に 聖母 一人

天の果てを 憂い
白い腕を 広げる 

その声が 紡ぐは
子守唄か 鎮魂歌か


雪原に 侍 一人

地の果てを 睨み 
銀の刀を 抜く

その切っ先に 滴るは
血か 涙か

荒野に 風が通る
縛るんじゃ ない
抱きしめる ために
この腕は ある

雪原に 風が舞う
斬るためじゃ ない
守るために
この刀は ある

言い訳という名の 暴力で
タテマエという名の 狼藉で
踏み躙るな
どうか
誰よりも 何よりも
美しい 愛おしい いのちを

その 真ん中に灯る 輝きは
宇宙さえも 照らすから

自らを 腕で包み
聖母は 歌った
こどものように

刀を 投げ打ち
侍は 笑った
こどものように


荒野に 雨が降る
聖母は 歌った
母のように 
父のように

雪原に 光が刺す
侍は 笑った
空のように
海のように


そして 世界に
大きな 大きな
虹が 架かる


聖母は 西の麓から
侍は 東の麓から
光の橋の 真ん中で
二人は 出逢う

さあ 踊ろう
サルサ ジルバ チャチャチャ

さあ 歌おう
ジャズ ブルース ロックンロール


手を取り合った 二人は
終わらない 音楽の中で
いつしか 恋に堕ちて
限りない回転の中で
ひとつとなり溶け合って
宙に 消えた 

今日も
荒野で 誰かが
風に 吹かれている

そんな時 どこからか
歌が聞こえる

それは 子守唄なのか


今日も
雪原で 誰かが
凍え 泣いている

そんな時 どこからか
一太刀の光が 刺す

それは 救世なのか


どんな時も どこにいても
見上げれば そこに 虹が架かる

それは 福音なのか

この宙のどこかで 誰かが 踊らせた
魔法の杖の 軌跡 なのか


「聖母と侍とサルサとブルースと」
by Ai+Miho 2021.04.02


✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽

この小さな物語は
ドイツのヒプノセラピストMihoさんとの対話から生まれたものです。

Mihoさん…いやMiho姐は
起業ひふみ塾で出逢ったわたしの姐御的存在。

うちの悠太郎がおなかの中の「ベビまる」だった頃
「ベビまるに会いに行く!!」と
ドイツからカナダまで飛んできてくれて
Miho姐の「ひぷの赤ちゃん」を
パートナーと一緒に受けることができたのは
わたしたち家族三人にとって人生の宝物となりました。

「そのまんまのわたし」を丸ごと包んでくれる
聖母のようなでっかい愛と

鋭い切先で闇を斬る
侍のような男前根性(?)を併せ持ちながら

「踊ることが命の源!!」と
華麗なステップでサルサを踊るMiho姐さん。

対話の中から溢れてきた世界が
映画のシーンのように浮かび上がって展開し
こんな物語が生まれました。

あなたもぜひ、聖母と侍の手を取って
命のダンス、踏み出してみてくださいね。

Miho姐ウェブサイトはこちらから

✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽

ことばにならない想いを
世界でひとつの小さな物語に代えて。

あなたの過去を癒し、未来を照らし、
今を生きるための灯になるように。

《Ai+Kotoba Creation》専用サイトはコチラから


✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽


ここから愛を感じたら、愛を循環させてみてください^^ LOVE & HUG!! 愛より愛こめ。