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ヨーロッパ勢が活躍した金曜日 INDONESIA MASTERS:4日目

FRIDAY, JANUARY 17, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR

ヨーロッパ選手はDAIHATSU Indonesia Masters 2020の多くの試合で勝ち、良い日となりました。その中にはトップツアー(Super500以上)で初めて準決勝入りを成し遂げたペアが2組います。

Thom Gicquel/Delphine Delrue組が番狂わせでPraveen Jordan/Melati Daeva Oktavianti組を負かした後で、Sara Thygesen/Maiken Fruergaard組はPuttita Supajirakul/Sapsiree Taerattanachaiを 21-15 22-20 で倒しベスト4の最後のイスを決めました。準決勝では第4シードのMisaki Matsutomo/Ayaka Takahashiと対戦します。

Thygesen/Fruergaard組にとってさらに記憶に残るものとなったのは、Supajirakul/Taerattanachai組が第2ゲーム2回のマッチポイントを守った後、緊迫した中で決め切れたことです。タイペアが勢いを持っているように見えたちょうどその時、Supajirakulは厳しいサーブを打ちThygesenはそのサーブに飛びかかりました。

Talking Point

Thygesen「言葉になりません。私たちはこれまで何度か準々決勝には残れていました。届きそうでしたが、届かなかったので、計画を成功出来て今日は嬉しく思っています。私たちはもっと勇敢にならなくてはなりません。以前の私たちは勝ちを意識して練習してきた事を出せていませんでした。ただ安全にプレーしていただけでした。しかし、それでは上手くいきません。勇気を出して、相手より先に仕掛けていかなければなりません。」

「精神的なものだと思います。いつも悪いほうに考えていました。今日はとても落ち着いていました。」

デンマークペアの次の相手はオリンピックチャンピョンでLee So Hee/Shin Seung Chan組との難しい試合を 23-21 23-25 21-6 で勝ったMatsutomo/Takahashi組です。

準決勝に進出する他のヨーロッパ選手は、デンマークのViktor Axelsenと昨年優勝者のAnders Antonsenです。AxelsenはZhao Jun Pengを抑え、もう一方のAntonsenは第6シードのJonatan Christieを破りインドネシアファンを落胆させました。2人のデンマーク選手はトーナメント表の反対側にいますが、Anthony GintingとLee Cheuk Yiuをそれぞれ攻略する力を持っているので決勝戦で対戦する可能性があります。

Chris Adcock/Gabrielle Adcock組も準決勝進出に手をかけていましたが、イギリスペアはWang Yi Lyu/Huang Dong Ping組に 14-21 21-18 21-15 との激しい戦いの末に敗退しました。

Wang Zhi Yi in Semis

トップツアー準決勝へ初めて進出したもう1人は中国の若手Wang Zhi Yiで、Sayaka Takahashiとの試合は第1ゲームの後、第2ゲームを相手が自滅しました。スコアは 21-19 21-11。

WangはRatchanok Intanonと対戦し、もう一方の準決勝はCarolina MarinとHe Bing Jiaoです。

男子ダブルスの上位3組が準決勝に進出し、インドネシアにとっては最高の日となりました。地元ペアが優勝するのを防げるかは、Marcus Fernaldi Gideon/Kevin Sanjaya Sukamuljo組と対戦するマレーシアのAaron Chia/Soh Wooi Yik次第です。

#バドミントン #BWF #ワールドツアー

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