私が転職を決意するまで:その1

今日は、私が転職を決意するまでの経緯を記録に残しておきたいと思います。

1. ざっくり今までのお仕事について

プロフィールに記載していますように、私は新卒で入社した会社で勤め続けて今年で10年目になります。
業界では大手ですし、休みも取りやすい、フレックス&在宅勤制度利用務可、お給料もそこそこ良い、何よりまともで他人思いの社員が多い、と恵まれた環境でした。

おまけに直近ではご縁があって海外事業開発のプロジェクトメンバーにアサインされ、海外と日本を行ったり来たりしながらそれは刺激的な日々を過ごしていました。

おかげさまで役職も幹部一歩手前までは引き上げることができ、割と自由に仕事をさせてもらえる環境だったと思います。

2. 拭えない違和感

ところが、そんな恵まれた環境・特に直近では花形とも言えるようなポジションでお仕事をさせていただいているにも関わらず、私の気持ちはどんどん別の方向へ…

「辛い」「何をしたらいいのかまるで分らない」という思いが拭えないのです。

そもそも違和感は、最近始まったものではありませんでした。
こう言っては元も子もないですし、本当に失礼な話なのですが…究極的には入社した頃から仕事の内容に興味が持てませんでした。

あまり業種の詳細は書けませんが、「顧客はこれを知って何になるんだろう?」「お金を生み出してどうするんだろう?」「なんでこんなこと考えないといけないんだろう・・・」という気持ちがずっと心のどこかにありました。(仕事以前の問題ですよね、、と自分で書いていて思います。。申し訳ないです。)

いくらお客さんの生の声を聞いても、それを咀嚼して自分の言葉で話せるようになるほど入ってこない。
同僚が周りで楽しそうに仕事の話をしているけど、何故だか分からない。。。食事の時くらいは別のどうでもよい話がしたいなぁ・・・と思うことも正直ありました。

それでも、元々苦手なことも含めて勉強したり「興味を持てるようになるまでとりあず頑張る」だったり「やらなきゃいけないのでやる」というのは学生時代もやってきたことだったので、仕事もそうしなくては!と思ってなんとか続けてきました。

もちろん、途中で辞めたいと思ったことや転職を考えた時期は何度かありますが、そのタイミングでちょうど異動があったりしたので、そのたびに「新しい仕事をもう少し頑張ってみるか・・」と言い聞かせて居座ることを選択してきました。

居ようと思えば居ることができてしまう会社なので、そこまで真剣に自分と向き合わなかったんだなぁと思います。
言葉では簡単に言えても、転職ってやっぱりリスクもあるので。。
あとは、周りの人に恵まれていたのでそのおかげで楽しいと思えていた時期もありました。

ですが、年次を重ねて責任が増えるごとに違和感は大きくなる一方で、特にこの1-2年は自分の中でも誤魔化せなくなってきているという自覚がどんどん強くなりました。

3. 身体に影響が出始める

自分がやりたいと思っていない、つまり「やらされ感」で仕事をしてしまうと、当然ですがかかるストレスも良いものではありません。
私の場合はそれが身体に出てしまう方でした。

具体的には、眠れなくなる・食欲がなくなる・イライラする…など。

実は一度、若手の頃に2-3ヶ月休職したこともあります。
今思えばパワハラ・セクハラも原因の一部でしたが、仕事が炎上して残業もかなりしており、自律神経失調症になってしまいました。

幸い、周りのサポートを得ながら以降は順調に回復・キャリアを積むことができ、一時は体調もメンタルも安定していたわけですが、3年前に大きな異動があってからまた事態が変わります。

長くなりそうなので一度ここで区切ろうと思います。


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