
meets new
正直、不安が0かと言われたら、答えはNOだ。
河野、会社やめるってよ の投稿から10日。早速色濃い毎日が続いている。幸せなことだ。
前回の投稿で「何をやるかは次回書く」とか言ってしまったものだから、書かざるをえない。笑 全然会ってない人でも、意外とみんな読んでくれてて嬉しかった。
起業して何をやるのか
一言で言うと、”日本のモノづくりの世界向けブランド”を作る。ブランド名および会社名は meets new 。
全国各地のモノづくりや(わかりやすく言うと)伝統工芸など、それらに従事する職人さん、メーカーさんとコラボして商品を開発し、欧米をメインターゲットとして販売していく予定だ。
ちなみにインターネットではない、リアルで挑戦する。
なぜやるのか
自分が本気でかっこいいと思える文化に終わりを作りたくない、終わりのない文化を作りたい、これが一番の理由だ。
JapanMadeを通じて、日本各地に飛び回り、たくさんの職人さんにお会いして、1年半で150本以上動画を制作した。
もちろん大義のあることだと思う。だからJapanMadeは続ける。
ただ、「本質的な課題解決ができていないのでは」と疑念が生じていた。
モノづくり業界の課題は3つある。販路、後継ぎ、道具・原料だ。ただ、販路が解決されないことには、残りの2つも解決されない。つまりまず売れることが一番なのだ。
動画を通じて、知ってもらうこと、興味を持ってもらうことはできる。ただ、それは入り口に過ぎない。越境ECだ、動画メディアだ、と世間は騒いでいるけれど、僕が解決したいモノづくり業界の課題はそれらで解決することは困難だと悟った。正確には、それ’だけ’では’まだ’無理だということだ。
やはりモノはどこまで行ってもモノなのだ。リアルなのだ。実際に触ったり、使ってみたり、肉眼で見てみないと本当のよさや素晴らしさはわからない。
動画を見せて「cool!」「Awesome!」と言わしめても、まだまだ「Expensive...」と思ってしまう人はたくさんいる。それは全てを伝えきれていないからだ。驚きなどの感情を生み出すことはできても、本質的な理解までさせることはやはり難しい。
だからリアルなのだ。インターネットが大好きで、ウェブメディアをたくさん知って、自分でも運営してきたからこそ、リアルの大切さに気づけたのだ。
誰とやるのか
実は共同創業する。
金田謙太という素晴らしい人間に僕は出逢えた。
彼は元々アメリカに5年住んでいて、海外における日本のプレゼンスが低迷していくのを目の当たりにしていた。
なおかつ、「海外からみた日本」と「日本が発信している日本」にギャップがあることを強く感じ、「日本自体の海外マーケティング」に疑問を抱いていた。
そんな背景もあって、彼は"日本発、世界で戦えるブランド"を作りたいと強く思っていた。
お互いに持っていない強みを持っていた僕らは、たくさんの時間議論して、共に創業することを決めた。
僕らのこれから
現在は絶賛、登記に向けて動いている。つまり準備中だ。
ただ、会社という実態がまだなかったとしても、これから僕らが始めることは揺るがない。なのでもう宣言、そして発信していこうと決めた。
海外をターゲットにしながらも、国内でも僕らが認知されること、そして個人が発信力を持つことはとても大切だと考えている。
もちろん商品開発等の準備、交渉は引き続き進めつつ、noteでマガジンを始める。
具体的にはmeets newのこと、モノづくり業界のこと、海外マーケティングのこと、リアルな体験のこと、その他諸々を僕ら目線で発信していこうと考えている。
このブログだけでは、ツッコミどころが満載だと思う。じゃあいつになったら完璧な記事を書いてくれるのか、と思うかもしれないが、伝えたいことがありすぎるのだ。だからこれからの動向が気になる人は、このnoteを読んでmeets newや僕らのことを知ってもらえたら嬉しい。※今週から随時記事がアップされる
新たな門出だ。ワクワクしている。
いつだって”今”が一番楽しい、そう思える人生を過ごしていたい。
これからもよろしくお願いします。