見出し画像

我愛臺灣「台湾を知るならこれを食え!その2」

全世界的な日本食ブームが続いていますが、台湾はその中でも先駆的な国でたくさんの日本食、日本料理店があります。

そのなかでも寿司は日本食の代名詞であり、どの国のどの民族にも人気なのは日本人として誇らしい限りです。

当然、台湾でも寿司は人気があり、日本と同様、回転寿司が至るところにあります。

地元のチェーン店と並んで日本の「はま寿司」「スシロー」「くら寿司」の大手チェーン店も進出し活況を呈しているのです。

ただ、残念なのは親日国であり、日本食文化を早くから受け入れてきた台湾でも寿司はがっかりなのです。

しかし台湾は四方を海に囲まれた島嶼です。きっと旨い魚を刺身で食べられるはずです。

それは日本人も大好き
「マグロ」です。

台湾第2の都市、南部の高雄市からバスで小一時間、更に南の屏東県に東港という港があります。

ここは清代は港が築かれ、台湾の3大良港の一つとして大いに栄えた歴史を持ち1940年(昭和15年)に大日本帝国海軍航空隊(東港海軍航空隊)が置かれ、太平洋戦争中は航空基地として発展した日本人にも縁のある場所です。

現在は漁業が盛んで、クロマグロ、カジキマグロなどがよく揚がりマグロ漁では台湾一の港として繁栄しています。

クロマグロのシーズンの毎年4~6月。この時期にはクロマグロ祭があり、台湾中から旬の新鮮なマグロを求めてくる人で街中が活気づきます。

そこで食するマグロは間違いなく美味しいでしょうが、高雄や台南などの市中で食べるマグロの刺身でも十分美味しいので食べてみてください。

また台湾の天然マグロは日本に輸出されているため、日本のスーパーでも「台湾東港産」という文字を見かけるので多少台湾で食べるのとは違うかもしれませんが試してみるのもいいかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?