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我愛臺灣

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数回訪問しただけで、台湾通を気取っているブロガーやYouTuber、話題や流行を先行させ利潤を元に台湾を紹介するガイドブックを始めとする各種メディアとは歴然と違う台湾に溶け込んだ… もっと読む
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我愛臺灣「民主主義国家」

我愛臺灣「民主主義国家」

【政治に参加する意識】台湾人は老いも若きも政治には強い関心を寄せていて国民が政治の当事者であるという意識も高いため選挙の投票率も高く1月11日に行われた台湾総統選の投票率は74.9%となりました。

日本と違い台湾では不在者投票などの期日前投票制度がなく、投票地も現住所でなく戸籍のある場所になっているため台湾の国内外から選挙で投票するために多くの台湾人が帰省するのです。

逆に不在者投票などの期日

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我愛臺灣「台湾人あるあるノンセクション」

我愛臺灣「台湾人あるあるノンセクション」

これまで、台湾のあるある、台湾人のあるあるを紹介してきましたが、いよいよまとめることが出来なくなってきました。

今回はランダムに台湾人あるあるを紹介します。

「カメラ大好き」①自分大好き台湾人は日本人に比べて写真を撮る際に自分がより良く見える角度やポーズを知っているため写真映りは極めて良く誰もがモデルのようです。

それはFacebookなどのSNSを確認するとよく分かります。

台湾人は男女

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我愛臺灣「日本の植民地政策」

我愛臺灣「日本の植民地政策」

【はじめに】人は好きなことや好きなもの、そして特に好きな人のことは少しでも多く知りたいと思います。

当然ながら私もそう思い台湾の歴史について少し勉強してみました。

特に日本人が台湾を知る上で日本が統治していた史実を避けては通れません。

日本の植民地政策は、日清戦争で日本が勝利してから始まりました。

下関条約により、台湾を獲得し、その後、朝鮮半島を統治し、南洋群島、東南アジアの国々をも支配下

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我愛臺灣「台湾あるある懐かしの昭和編」

我愛臺灣「台湾あるある懐かしの昭和編」

台湾の魅力のひとつに近代都市と懐かしの昭和が混在した街の雰囲気があります。

そこで日本にはない、或いは日本では珍しくなった昭和を紹介しましょう。

「山本頭」台湾の市街地を歩くと「山本頭」と書いた看板を見かけることがあります。

この看板は理髪店の看板なのですが、日本人が見てもピンときません。

実はこの山本とは大日本帝国海軍軍人で、太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令長官を務めた山本五十六のことなの

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我愛臺灣「高雄」

我愛臺灣「高雄」

1度だけ台湾に行ったことがあるという人の大半は台北ではないでしょうか?

外国人が日本に旅行にくる際に東京を多く選ぶのと同じことで、台湾第1の都市台北はその知名度も高く、当然旅行会社のパッケージツアーにしても台北中心に組まれたものも多いのです。

だからここでは台北ではなく台湾第2の都市「高雄」を紹介します。

「例えるなら大阪!?」高雄の人口は約280万人で台湾第3位ですが実質的に台北市に次いで

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我愛臺灣「日本にはない台湾の街の風景」

我愛臺灣「日本にはない台湾の街の風景」

「赤ちょうちん」赤ちょうちんといえば日本人に特に人気の台湾の観光スポット「九份」が有名ですが、街中でも多く目にすることができます。

ただ台湾において赤ちょうちんは日本のように炉端などの居酒屋のシンボルとは限らないのです。

一部、日本式の居酒屋では日本同様に店頭にぶら下げて目印にもなっていますが遠くに見える赤ちょうちんを飲み屋と思い近づいてみるとそこは、居酒屋などではなく寺院(廟)だったりします

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我愛臺灣「この中国語に注目!」

我愛臺灣「この中国語に注目!」

「招牌」直訳するとは招牌は看板ですから当然、街の看板屋さんには招牌と書いてあります。

しかし、この招牌を一番目にするのは飲食店のメニューです。

日本とは違い台湾では看板メニューはどれか、明確に表現しているので、注文で迷ったら頼んでみるのも良いかもしれません。

「古早味」この文字は飲食店の看板で目にしますが、懐かしい味、すなわち昔ながらの味を提供しているということを表しています。

「○折」こ

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我愛臺灣「台湾の男女あるある」

我愛臺灣「台湾の男女あるある」

日本には「東男に京女」という言葉があります。

男は粋でたくましい江戸っ子が良く、女はしとやかで女らしい京都の女が良いということを言いますが
今の日本では現実的に「北海道男に九州女」が相応しいようです。

それは北海道の男は寡黙で良く働き、九州の女は男を立てるのが上手だからです。

これに似たことは世界的にも言えることで環境の厳しい高緯度の地域では労働力としての男の体力が必要となり環境の厳しくない

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我愛臺灣「台湾のテレビ」

我愛臺灣「台湾のテレビ」

台湾と日本、両国の、どの家庭どこのホテルにもあるのがテレビですが、実はこのテレビ、台湾と日本では全く違うのです。

①チャンネル日本では地上波、BS、なかにはCSを受信していたり、有料の有線テレビを視聴している人もいるでしょうが、最も一般的なのは地上波ではないでしょうか?

地域によって違いますがNHKと民放数社の多くても10チャンネルくらいのチャンネルを利用している家庭がほとんどだと思います。

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我愛臺灣「台湾あるある」

我愛臺灣「台湾あるある」

台湾旅行で見かけたり体験出来たら「あ~これこれ!」と思い出してもらえるとちょっと嬉しい
台湾あるあるを紹介します。

「ちょっと変な日本語」台湾は日本の統治時代があり、また今は親日国でもあり親日家が多いということで台湾国内ではたくさんの日本語を商品や看板、販促物やメニューなどに使用しています。

そのなかでもカタカナの表記が多いのですが間違っていることに気付かずそのまま使用されているのをよく目にす

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我愛臺灣「台湾を知るならここへ行け!その2」

我愛臺灣「台湾を知るならここへ行け!その2」

台湾を紹介するなかでしばしば出てくるのが「小吃店」ですが、改めて詳しく紹介しましょう。

せっかくの旅行ですから奮発して高級料理店に行くのも良いですが地元の人が行く安くて美味しく、色々な店があるのでむしろ行かなくてはもったいないのが「小吃店」です。

では、「小吃店」とはどのような店でしょうか?

wikipediaでは小吃店の記載はありませんでしたが、小吃は次のように記され

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我愛臺灣「台湾を知るならこれを食え!その5」

我愛臺灣「台湾を知るならこれを食え!その5」

日本で朝食を外食するのは意外と難しいって知っていましたか?

24時間営業のファストフードが近所にないと飲食店の開店はほぼ11時からなのです。

それに比べて台湾では朝食を外で取る人が多いため夜中にオープンして昼頃まで営業している店や朝食専門店として午前中だけ営業している店が街の至るところにあるのです。

そして、そのメニューも豊富でハンバーガーやサンドウィッチそして包子(肉ま

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我愛臺灣「台湾人あるある旅行編」

我愛臺灣「台湾人あるある旅行編」

大好きな台湾なのですが、今回は全面的にディスります。

「飛行機」 台湾人はなぜ飛行機から降りるときはせっかちなのでしょう。

着陸すると同時にシートベルトを外す音がチラホラ、そして、 CAの「シートベルト装着のサインが消えるまでお立ちにならないでください」というアナウンス(中国語でも言っているはず)をしていても立ち上がり荷物を取り出す人も必ずと言っていいほどいます。

そして

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我愛臺灣「台湾人あるある飲食店編」

我愛臺灣「台湾人あるある飲食店編」

「鍋が大好き」 日本で鍋といえば、寒い季節に「ふぅふぅ」しながら食べるというイメージですが台湾は南国だというのに35℃を越えるような真夏でも季節に関係なく鍋を食べます。そのため年中、台湾の鍋料理店は盛況です。

そして鍋専門店ではない日本料理店であってもメニューに鍋料理があれば、その店の客の90%は鍋料理を食べるくらい台湾人は鍋が大好きなのです。

また台湾の鍋のスープには、

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