国際線ラウンジで和洋食のセットメニューを提供開始
感染症対策が求められる中、人と人が接触する機会を減らしつつ国際線に搭乗する方においしく温かい食事を届けようとANAは国際線のラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」で、和洋食をそれぞれ一つのトレイに載せてセットにしたメニュー「SUITE DINING」の提供を4月からはじめました。
ANAの国際線ラウンジでは、コロナ禍前は主にビュッフェ形式で食事を提供していましたが、感染症対策のため、しばらく個別包装したサラダや前菜、サンドイッチ、おにぎりなどが中心となっていました。
一方、去年12月より感染症対策を施した上でサラダバーなど一部メニューを再開してきました。
こうした中、人と人が接触する機会を減らしつつ、さらにおいしく温かい食事を提供しようと4月27日から羽田空港と成田空港の国際線ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」で、和洋食をそれぞれ一つのトレイに載せセットにしたメニュー「SUITE DINING」の提供をはじめました。
「SUITE DINING」は和食、洋食ともに午前11時前とそれ以降でメニューが変わります。
このうち和食の11時までのメニューは、日本の定番朝食をイメージした焼き魚セットで、これから海外に出発する方に日本の素朴な味を味わって旅立って欲しいという思いが込められています。
また洋食の11時以降のメニューは、ANAオリジナルビーフハンバーグステーキセットで、機内食を作っているANAの総料理長が監修した人気の機内食を「SUITE DINING」用にアレンジしたものです。
このほか、大豆おからとこんにゃくを原材料とした新食材の「Deats」を使ったヘルシーかつバーガーの提供も始めていて、「ANA SUITE LOUNGE」で提供している食事はあわせておよそ45種類になります。
ANA CX推進室商品企画部 サービス推進チーム マネジャー 玉井丈洋さん
「日本を旅立つ前の最後のひと時をラウンジで少しでも楽しんでいただきたいと思い日々開発しています。コロナの感染状況やお客様のニーズの変化を踏まえ、これからも皆様に喜んでいただけるサービスを目指していきます。」
また羽田空港と成田空港では利用者自身のスマートフォンを使ってラウンジにある2次元コードを読み取ると、その場で食事をオーダーすることができるシステムも導入していて、並ばずに食事を受け取ることで混雑を避けることができます。
ANA CX推進室商品企画部 地上商品企画チーム マネジャー 安永慎司さん
「今後もラウンジ内で、お客様にストレスなくスムーズにお過ごしいただけるよう、デジタル化を推進して参りますのでご期待ください。」
※国際線ラウンジの営業状況やサービス内容の最新情報は、ANAホームページでご確認ください。
・各国際線ラウンジについて(https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/lounge/international/)
・ラウンジサービスについて(https://www.ana.co.jp/ja/jp/brand/coronavirus-travel-information/services/#premium)