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「山口型ワーケーションで新たな関係人口の創出へ!」ANAあきんどが開始

フグやアンコウなどの海産物を中心とした特産品に加え、豊かな自然や歴史・文化で知られる山口県でのワーケーションを広め都市部と地域の事業者をつなげる新しいビジネスを生み出そうと、ANAあきんどは山口県と連携しワーケーションを推進する事業を始めました。

この事業は山口県からの業務委託を受けて今年度からANAあきんどが始めたもので、山口宇部空港の国内線ターミナルビル内に設けられたコワーキングスペース「Y Y!ゲートウェイ」を中心にさまざまな取り組みを行なっています。

このうち、首都圏などで働く人たちを山口県に招いてワーケーションを体験するツアーは、実際にコワーキングスペースで働いてもらったり地元の事業者を訪ね交流してもらう企画で、山口県の知られざる魅力を都市部の人に発信するとともに新しいビジネスのきっかけにしてもらおうという狙いです。

株式会社瀬戸内ジャムズガーデン 代表取締役 松嶋 匡史様

また8月から11月にかけては、「山口県ワーケーション塾」と名付けたセミナーを「Y Y!ゲートウェイ」とオンライン同時で5回開催します。ワーケーション全体のことを学ぶ基礎講座と実際に山口県内で進められている新しい取り組みを学ぶ実践講座に分かれていて、ディスカッションなどを通じて山口県と都市部との事業者の交流を図ることにしています。

またANAでは気軽にワーケーションを行えるよう8月から地域体験プログラムやコワーキングスペースの紹介を盛り込んだ旅行プランを発売しています。

YY!ゲートウェイ コンシェルジュ
ANAあきんど地域創生部 末田順子さん
「地域では人口減少が深刻になっていますが、ワーケーションがその流れを変えるきっかけになるのではないかと思っています。実際にIターンで山口県に来られた事業者の方が地域を盛り上げていてとても可能性を感じています。これまでの慣習にとらわれず積極的に取り組んでいきたいと思います」

ANAあきんど地域創生部 末田順子さん