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私たちは何でも選べる。

先日2カ月に一度の勉強会がありました。

そこではみなお互いの気質を分かり合っているので自然と今、心に抱えていることを話したりするのですが、きのうは仲間のひとりが深いところにある思いを吐露する場面がありました。

するとそれに共鳴するかのように他のメンバーも

「ずっと心が苦しい…」
「理由もなくもやもやしてツライ…」
「体調を崩してなかなか元に戻らない…」

などという氣持ちを話し始め、みなでそれぞれの思いをシェアしました。

みんなの会話を聞いていると苦しさの根底にあるものは実は共通していて

「このままではいけない」

という『今の自分を否定する思い』が無意識に自分を責め、追い込み、しんどくさせているように感じました。

私も自分と向き合い始めの頃、相当これに苦しめられ、手放すために様々なことを学び、色々な人に会いに行き、経験を重ねてきたけれど、それでも油断するとふと顔を出す『自己否定』。

これまでの経験を通して言えるのは、これに対応するには「私は価値がある」と決めるのが一番だと思っています。

決めるだけ?
それだけ?
そんなに簡単なの?

と思うかもしれませんが、その思いこそ「このままではいけない」という思いを持ち続けてしまう要因のひとつではないかと思うのです。

私たちは潜在意識の中に「何かを達成するには苦労しなければならない」という思いがガッツリ刷り込まれているのでそんなふうに錯覚しがちですが本来すべてのことは簡単が真理。

物事を難しくしているのは自分の思考なのです。

とはいえ長年持ち続けてきた観念なので「決めました」→「はい、次の瞬間もう変わりました」とはなりにくいですが、「簡単に変わる道を選ぶ」ことはできます。

この「選ぶ」というのがポイント。

私たちは何でも自分で選べる。

今のこのツライ状態も自分で選んでこうなっている。

外側の何らかの要因でしんどい思いをさせられているのではなく、自らの意志でこの状況を作り出している。

「こんなしんどい思いを自分で選んでるなんて信じられない!」
と思うかもしれないけど、潜在意識の深いところで思っていることが叶っているのが目の前の現実。

顕在意識では意識できない自分の心の奥底を探っていくと自分の本当の思いが見えてきます。

私は何を学びたくて自分にこんな思いをさせているのだろう?

私はどうなりたくてこの状況を作り出しているのだろう?

ここに状況を好転させるヒントが隠されています。

もしかしたらそれは「自分をツライ状況に追い込むことで潜在意識に眠ってる才能を開花させたい」と思っているかもしれないし、あるいは「今の私を認めてほしい。何もしていなくても私には価値があること分かってほしい」とホントの自分が氣づいてほしくてそうさせているのかもしれない。

理由は自分だけが知っています。

そしてそこが分かったとき「あ!ホントに自分で選んでた」ということが腑に落ち、なりたい自分を選べるのです。

「このままではいけない」というのはただの思考のクセです。

自分に価値がないのではなく、長い間使ってきた思考回路がそうなっているだけでそこに深い意味はありません。

左利きの人が右利きに変えるのに訓練が必要なように自分を責めてることに氣づいたら「あ、またやってる。私ってクセ強いわ~」というぐらいの軽い氣持ちで調整していきましょう。

氣づいたら変える、氣づいたら変える。
その繰り返しでいずれ変わっています。

私たちは何でも選べる。
今、この瞬間からなりたい自分になれる。

このことを忘れないでください。

今日も読みに来てくださりありがとうございます。
また書きます。






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