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YouTubeライブイベントの裏側から見えたライブコマースの可能性【クロスボーダー事業セールスチーム】

こんにちは!アライドアーキテクツ 広報の伊藤です。

今回は、当社で中国向けマーケティング支援事業を行なうクロスボーダー事業部のセールスメンバー・馬(マ)さんが定期的に登壇するYouTubeライブ配信イベントの裏側を取材してみました!

馬さんが登壇するのは、YouTubeライブ(※)で中国マーケティングの情報を発信する「LIVE! CHINA ライブコマース最前線 編」。2020年8月からはじめ、今回の開催が2回目です。中国マーケティングに精通するゲストをお招きし、馬さんが司会を勤めながらゲストとともに語り合い、視聴者からの質問に答えながら皆で中国マーケティングの勉強をするというイベントです。

※クロスボーダーカンパニーが運営するYouTubeチャンネル

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第一回目:https://youtu.be/hTWJ3NbWKQw
第二回目:https://youtu.be/BiYbUL3Pius

今回は、2020年7月に当社と業務提携したラオックス株式会社のグローバル事業本部副本部長 兼 越境EC部部長 張 琦(チョウ キ)さんをゲストにお招きし、中国向けライブコマースに関する様々なお話を展開しました。

ここからは、その裏側をこっそりお見せしちゃいます!

ライブ配信前

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ライブ配信1時間前、弊社会議室に張さんが到着しました。事前にライブ配信イベントにお申込みいただいた皆様からの質問を共有する、質問に対する回答をまとめるなどのチャットコミュニケーションは取っているものの、イベントの打ち合わせはこの日が初めてです。どのような話し方をすれば視聴者にわかりやすく伝わるか、コメントで質問が来た際の二人の役割分担、話すことができる範囲の確認などを行ないます。

ライブ配信開始

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さっそくライブ配信開始です!二人とも、普段業務で中国向けライブコマースの現場をたくさん経験しているからか、緊張している様子もなくスムーズに進んでいきます。

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視聴者の方からコメントで質問がくると二人とも笑顔に!ライブ配信ならではのリアルタイムでのやり取りを楽しみながら話が進んでいきます。中には、営業として担当させていただいているお客様から質問をいただいたり、質問に回答した後、さらにその回答から深堀りした質問をいただけたりと、リアルタイムにコミュニケーションしながら進んでいくイベントを二人ともとても楽しんでいる様子でした!

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※コメント確認は馬さんが行ないながら進めていきます。私がチャンネル管理者として質問を募集するコメントを投稿し、サポートします。

以上、ライブ配信イベントの裏側レポートでした!

最後に馬さんにライブ配信への想いをインタビューしてみました!日本語と中国語、どちらも堪能な馬さんだからこそリアルに感じる日本人と中国人のライブ配信の違いなども聞いてみました。

ーライブ配信お疲れ様でした!まずは終わってみての感想を教えてください。

ライブ配信イベントは今回が二回目ということもあり、流れはだいたい掴んでいたのでやりやすかったです!特に今回ゲストとしてご参加いただいた張さんとは、7月の業務提携以降、仕事でのやり取りも多かったのでとても話しやすかったです。担当させていただいているお客様のライブコマースの現場も何度も経験しているので、事前にリアルな現場を自分が見て知っているというのもポイントだったなと思いました。

僕はZoomセミナーでのスピーカーも経験させていただいたことがあるのですが、その際、参加者の方の反応がラフにわからなかったという印象でした。ライブ配信セミナーはコメントから相互のコミュニケーションがリアルタイムに発生して臨機応変に進んでいくので僕にはやりやすかったです。

ー準備段階では、馬さん個人としてはどのようなことをされているのでしょうか?

まず、話し方や質問への回答の仕方の参考として、クロスボーダーカンパニー長の番匠さんがお話されているYouTubeコンテンツを見て研究したり、直接アドバイスをいただきました。

また、さきほどお話した僕が担当させていただいているお客様のライブコマースの現場での経験もある意味準備の一つには含まれますが、配信側ではなく視聴者としての体験もしました。連結子会社のVstar Japan社が中国展開を支援している日本人インフルエンサーのライブ配信を視聴者として見ていたのですが、コメントをしたらリアルタイムに反応してもらえて、視聴者の気持ちも体験できましたね。

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ー馬さんから見て、中国人の方が行なうライブコマースと日本人の方が行なうライブコマースでは、何か違いを感じますか?

大きく違うのは「テンポ」です。中国人の方のライブコマースの方がテンポが非常に速いです。わかりやすく言えば中国人の方のライブコマースは「テレビショッピング」のイメージ。とにかく商品の特徴を細かく丁寧に淡々と説明していきます。

一方、日本人の方のライブコマースはインスタライブやYouTubeライブのようなイメージで、視聴者とのやりとりも交えながら商品の説明も行なっていて、テンポとしてはゆったり感じます。もちろん、どちらがいい、悪いということはなく、あくまでライブ配信として見た場合の違いです。

ー日本人の方が中国向けに行なうライブコマースはなかなかハードルが高いイメージなのですが、実際はどうですか?

真っ先に思い浮かべるのは言語の問題への不安かなと思うのですが、通訳の方がいらっしゃるので、僕が見ている限りでは問題なくできると思います。

「日本の商品を中国に持って行くためにどうするのがベストなのか?」これは日本企業にとって大きな悩みだと思います。有名な中国人KOLを起用してプロモ―ションを行なうというのは1つの手段ですが、KOLを起用したプロモーションは、数年前と比べ費用対効果が悪くなっていると感じています。一方で年々増えてきているのが日本人KOLを起用したプロモーションです。日本人KOLは「日本が好きなフォロワー」を多く抱えていることから、日本企業が効果的にアプローチすることができるので、少しずつ企業様へのご提案の機会も増えてきています。

ライブコマースの現場を実際に見ている人間として、今後のライブ配信では中国人だけでなく日本人KOLのライブコマースについてもお話していきたいと思います!


今後は、ライブコマースだけでなく、中国マーケティングに関する様々なテーマについてゲストをお招きし、定期的にライブ配信イベントを行なっていくそうです。中国マーケティングにご興味のある方は、ぜひ一度ライブコマースの視聴者側の体験もかねて参加してみてはいかがでしょうか?

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