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Google出身者がシードスタートアップに一人目の正社員として入社した3つの理由

みなさんこんにちは!
アレスグッドです。

“社会課題カテゴリーから企業と学生が繋がる採用サービス“「エシカル就活」を運営している弊社。
そんな弊社で活躍する社員に迫るインタビュー企画、「Allesgood Member’s Story」を始めます👏!

第一弾として、CSO(Chief Strategy Officer)の村田興平(むらたこうへい)さんにインタビューさせていただきました!

愛称は「むらこーさん」

Googleからスタートアップに転職というご経歴をお持ちのむらこーさん。
「なぜスタートアップに?」「どんな背景をお持ちなんですか?」等々、聞きたいことが盛り沢山。

<プロフィール>
早稲田大学社会科学部卒。高校〜大学時代は途上国の貧困問題に関心を持ち、グラミン銀行を知ったことをきっかけに、ビジネスによる社会課題の解決に興味を持つ。その後ビジネススキルを磨くため、在学中からVCや複数のスタートアップでセールス、マーケティング業務に従事。 大学卒業後もスタートアップ企業で経験を積んだのち、2017年にGoogleに入社。広告事業のBiz Devを担当。グローバルでも上位の結果を収め昇進も経験する。2022年、グロービス経営大学院を卒業しMBA取得。同年5月、代表勝見のビジョンに共感し、アレスグッドに参画する。


スタートアップに戻ってくるまでの変遷

ー まずはむらこーさんのご経歴について教えてください!
はい!僕のキャリアの始まりは、大学3年時のVCでのインターンでした。そこで2年くらい色んなスタートアップを見る機会に恵まれ、IT業界のスピード感だったり、この業界にいる人だったりが好きになり、それ以降ずっとIT業界にいます。

新卒の就活では専門スキルの獲得に着目して企業を選びました。

インターンとして働いていた時に感じたのが、専門スキルがないと労働集約な仕事が多くなってしまうということ。シンプルに、付加価値の低い業務で社会への価値を積み上げるには、その分業務時間を長くするしか手段がないですよね。

当時の自分がまだ若くて視野が狭かったというのも大いにあるのですが、例えばVCだと起業家へのメンタリングとかすると思うのですが、そのメンタリングのためにはファイナンスの知識だったり自分で事業を起こした経験だったり、専門的スキルや経験が必要だと感じていた節があって。
いきなりそこに新卒で入ってしまうと大したスキルセットがないためメンタリングもできず、労働集約的な仕事が集まってしまいます。
このままでは良くないな、まずは明確にスキルセットをつけようということで、スキルの中でも目につけたのが営業力です。
加えてヒト・組織の勉強もしたかったため、人材系のベンチャーで営業力をつけようという流れで、1社目は人材系のベンチャーに入社しています。

続いて2社目はシリコンバレー本社のアドテク系スタートアップに入りました。そこで3年間、広告営業・メディア営業をし、その後 Google で4年間アプリ広告のセールス、Biz Devの仕事をして、またスタートアップに戻ってきたという感じです!

また、Googleにいたときにちゃんと体系立ててビジネスや経営について学びたいなと思って、グロービス経営大学院 (MBA) に2年間通い、この春に卒業しました。


ー 経営や組織について興味が湧き始めたのはVCの時からでしょうか?
そうですね、色んなスタートアップを見ていく中でちゃんと伸びていくところって、採用や組織づくりがめっちゃうまいなと思っていて。もちろん事業も大事なんだけど、事業を支える人や組織が大事なんだなと思った経験からですね。

事業が必ずしも順風満帆でなかったとしても、組織が一致団結しているスタートアップは何とか崩れずに食いつないで、生き残っているように思っていて。

よくスタートアップでは、会社が潰れる時はキャッシュもあるんだけど「起業家の心が折れた時」って言われるんですよね。(改めて調べたらこちらで佐俣さんも仰ってました)
そして起業家の心が一番折れる時って、僕がその時見てた中では人や組織に問題があることが多い所感があって。信頼してた仲間が離れてくときはとても辛いよね。

 人や組織について、人一倍真剣に向き合ってくださっている印象があるむらこーさんが仰ると説得力があります。そういったご経験があったのですね。



気が付いたらアレスグッドにいた。その背景とは

ー 続いて、アレスグッドでの業務について教えてください!
僕はバックオフィスメインで、特にファイナンスやアカウンティング(会計)、HR、PR、総務。加えて、エシカル就活を利用いただく学生と向き合うユーザーマーケティングのチームを見ています。

ー むらこーさんは幅広く業務を担当されていますよね。最初は業務委託形式でのスタートでしたよね?
そうですね。そのときはユーザーマーケティングのチームに所属しつつ、一部ファイナンスのサポートをしていたんだけど、シードの資金調達 (シードで1.2億円を調達) に向けて徐々にファイナンス面の業務が大きくなっていって。その後気が付いたら正社員になり笑、5月のオフィス移転に伴って総務の業務もやり始め、その後さらに幅が広がってバックオフィス全般を担当するようになって…って感じですね。笑

もちろん僕自身のスキル・経験も足りないところだらけで社内のメンバーや社外の業務委託としてサポート頂く仲間、投資家の方々、スタートアップ仲間などにアドバイスもらったり、支えてもらったりしつつ頑張ってます!


 そんな経緯があったのですね!キミーさん(代表の勝見さん)とはどんな出会いだったんですか?確か突然壁打ちを申し込まれたって聞いたことがあるような…。笑
そうですね、多くの方がファーストアプローチは壁打ちとしてキミーから声をかけられ、その後、良い意味でしつこくアプローチしてくれます。笑
最初は正社員として入るつもりはなかったのに、気が付いたら業務委託として入って、数ヶ月で正社員になってました。笑

まずキミーが就活生としてOB訪問サービスで就活相談をしてきて、「ベンチャーからGoogle行ったって面白いのでちょっとお話しさせてください!」みたいな感じでした。

僕もすでに100人くらいOB訪問として学生と話したことがあったから、「また面白い学生きたな〜」くらいの感じだったんだけど、めずらしくちゃんと事前にアジェンダ送ってきてくれたんだよね!「お聞きしたいポイントはこちらです!」って。

それだけで「おっ。この子やるな」っていうのは感じてて、実際に話してもめっちゃ優秀な学生だった印象は持ってました。

キミーさんとのOB訪問前のメッセージのやり取り

でも後で蓋を開けてみたら「もう実は起業してます」って感じだったんですよね、そりゃ優秀なわけだなと。笑

数ヶ月後、また「壁打ちさせてください!!」って連絡が来て話したんだけど、そしたら「うちに入りませんか?!」って言われて。

最初は全然入社する気なかったんだけど、渋谷でランチ食べて、そこでまたいつもの「むらこーさんがうちに入ってほしい理由スライド」を用意して「うちに入りませんか?!」って誘ってくれて。笑

キミーさんが採用時に作成する、恒例の「なぜ参画して欲しいか」スライドの一部

その時は自分自身も心身ともに結構大変だった時期だし、前の会社でももう少しやり切っておきたかったので入社するつもりはなかったんだけど、彼、めちゃめちゃ年上から可愛がられるタイプですよね。自分が大変な中でも、何かしら力にはなりたいなと思ったから、まずは業務委託でのサポートから始めました。


業務委託として入った後もちょいちょい1on1が組まれて正社員のオファーが2,3回くらいあり、徐々に心が動き始めてました。


ー すごい。
キミーさんのパッションと粘り強さはさすがですね。笑
本当すごく粘り強いね。笑
業務委託は1月末からで、3月末ごろには正社員になることを決めて、5月から一人目の正社員としてジョインしました。


ー そう考えると結構スピード感早いですね!改めて入社の決め手についてお伺いしても良いですか?
もちろんです!入社しようかなと思った理由は3つありまして。

一つは市場選択。僕も縮小市場でスタートアップする経験があったんだけど、そういう市場だと仲間集めがめっちゃ難しいなと思って。「仲間集め」っていうのは投資家もそうだし一緒に働くメンバーもそう。
何もないところからいかに大きな夢を見せてヒト・モノ・カネの経営資源を集めるか、その雪だるまをいかに大きくしていけるか、っていうのがスタートアップでは大事で、その意味では縮小市場でスタートアップするのは難易度が高いなと思ったんですよね。
一方でアレスグッドは世界的にも大きく伸びているサステナビリティ市場という点で、良い市場選択だと感じたのが一つ。

二つ目はビジョン共感。人生の3分の1を仕事で過ごす以上、仕事の満足度が人生の満足度を大きく左右すると思っています。そしてどんな仕事環境が良いかと思っているかで言うと、
①Respect&Trust
②DEI
③遊び心(メンバーが知的好奇心に従って仕事を楽しむ)
④グローバル
⑤Tech
の5つが自分の目指したい会社像のキーワードで、その意味でやりたいことがキミーと結構近くて、同じゴールに向かって会社づくりができそうだなって思ったのが二つ目。

最後3つ目の理由は、アレスグッドに集まっているメンバーや組織が良いなと思ったことです。色んな会社から優秀な人が集まっているし、さっき言ったようなキーワードに合致するメンバーが集まっていたから、ここだったらみんなで同じ方向を向いて良い組織・良いカルチャーが作れそうだなって思いました!


ー それはとても分かりますね…。人が良いっていうのはもちろんあるんですけど、みなさんのびのびと働かれている印象があります!
あと、アレスグッドのバリューの一つである「Respect & Trust」が自然に根付いているなと感じます。立場関係なく皆さん「ありがとう」が言えるし、褒め合える文化で、とても居心地が良いんですよね。

そうだよね!仕事大変な時はあるんだけど、みんなネガティブなことは言わず前を向いて頑張ってくれるのが良いと思う!

バリューの「Respect & Trust」に関しては僕も普段からけっこう意識してます。
僕が大学生としてインターンしていた時代はまだ「ベンチャーって怪しいよね」くらいのイメージだったから、当時は大手の人含めて色んな社会人の方々とも関わることが多かったんだけど、学生だから、年下だからってぞんざいに扱われることもあって。
そういうこともあって自分はそうしたくないから、できるだけ年齢や役職等に関わらずフラットに接するってことは守っています。



「Googleよりも良い会社を作りたい」

ー 最後に、むらこーさんはアレスグッドで今後何をやっていきたいですか?
僕がGoogleやめる時からずっと言っているのが「Googleよりも良い会社を作りたい」「社員全員が Happy に楽しく仕事している会社にしたい」っていうところなんですよね。

MVVに共感しているメンバーに長く安心して働いてもらいたい、仕事に集中して働いてもらいたいから経済的にもメンバーに還元していきたいと思ってます。
そして非経済的な側面についても、仕事に対して知的好奇心が湧きワクワクして取り組める遊び心と集中を両立する職場が幸せだなって思っていて。ベイエリア(シリコンバレーの海沿いあたりの地域)のオフィスに卓球台やらビリヤードやらが置いてあるのも、そうしたリラックスをメンバー間で引き起こす効果があると思っています。アレスグッドもそういった形でメンバーが Happy に働ける会社にしていきたいと思っています!

また、労働集約的な会社になると利益率が低くなってしまうから、経済的な意味で従業員や投資家にも還元するには高利益率じゃなきゃいけない。そのためには Tech かつ Global の会社にしたいなっていう想いもあります。

GAFAでは従業員に高給を払い、あれだけ最高な職場環境を用意しても Google の営業利益率が20~25%ほど、Facebook (Meta) が40~45%ほどと、べらぼうに稼いでますからね。Tech × Global はステークホルダーの皆さんに経済的還元をするために超大事だと思っています。


ー 「Googleよりも良い会社を作りたい」と仰っているのは何回か聞いていますが、これまでのご経験が深く関わっていたのですね。
Happyに働ける会社をメンバーみんなで一緒に作っていきたいですね!


仲間を募集中です!

むらこーさん、沢山お話ありがとうございました!

アレスグッドではフルタイム、業務委託、副業、インターンなど問わず全ポジションで仲間を募集しています!
是非一緒に世界を変えましょう!


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