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エシカル就活で出会える学生は、 これからの社会やビジネスでも大きな活躍が期待できる【株式会社メンバーズ様導入事例】

【課題】社会課題に関心のある学生と効率的に接点を持てない。
【導入】短期的な採用成果だけでなく中長期的な観点で社会課題解決に取り組む企業としての認知拡大も期待。
【効果】社会課題に関心があり、自走力のある学生の母集団形成に成功。合計で2名が内定。

メンバーズ社は、クリエイターチームによるデジタルビジネス運用支援を中心に事業を展開しています。
デジタルビジネスの企画だけでなく、最終的なアウトプットを作り上げることができるデジタル運用チームが、クライアントとデジタル戦略・ビジネスのゴールを共有し、データ分析からクリエイティブ、サービス開発まで一つのチームとして同じ目線を持ち、高速PDCAをまわして実行できることが強みとなっています。
中期経営計画としてのVISION2030では、人口減少、気候変動、地方の衰退といった喫緊の社会課題解決に取り組むための方針を宣言しました。これを踏まえて、現在、企業としての変革期を迎えています。
そんなメンバーズ社が採用したいのは、現在は未経験であっても、ビジネスの推進や制度設計 、クリエイティブを通して社会課題の解決を図ろうとする人材。今回は、エシカル就活がメンバーズ社の採用課題解決を目指してどのように活用されているかを紐解きます。

【課題】社会課題に関心のある学生と効率的に接点を持てない。

ーどのような採用ペルソナを設定されていますでしょうか?
VISION2030を掲げ、社会課題の解決に本格的に取り組んでいく当社が新卒採用のターゲットとしているのは、デジタル上のクリエイティブ、および社会課題に対して内発的な関心を持っている学生です。内発的動機にこだわる理由は、何か物事に挑戦しやり切るために必要な要素だと感じているためです。難易度の高い、デジタルビジネスを通した社会課題解決の実現には特に欠かせないと考えています。

当然、そういった内側からの動機は、学習意欲の高さにも繋がってきます。そうした確固たる動機を持たれている方が、中長期的にみると、今現在では経験がなくともクライアントへより高い価値を出すために、必要なスキルを身につけて成長していくことができます。いざビジネスの場で社会課題解決に取り組む際も、確固たるスキルを持ち、ビジネスを通した貢献ができる方からの提案の方が説得力があるはずです。社会課題への想いだけでなく、スキルを高められる人間だからこそ、CSV型のビジネスに関わることができるのだと思います。
※CSV(Creating Shared Value):社会課題の解決とビジネス目標の達成を同時に実現させる経営の在り方

また、クライアントに対しチームで貢献をしていくメンバーズ社の働き方においては、チームで何かに取り組んできた経験がある方も活躍されています。例えば、学生時代に学生団体に所属し、チームとしてソーシャルグッドアクションを実践していた方が当てはまります。

ー上記のような要件を満たす学生を採用したいと考えているものの、採用上の課題があったということでしょうか。
はい、そもそも社会課題に関心のある学生がどこにいるのか?がわからず、効率的に接点を創出することができていませんでした。エシカル就活がサービスリリース(2021年7月)する前までは、当然「社会課題への取り組み」を軸に就活するというサービスはありませんでしたし、そういった就活生は今よりも一般的ではなかったと思っております。そうした中で、エシカル就活を運営する(株)アレスグッド代表の勝見さんと出会い、登録しているユーザーさんに、これまでの社会課題解決への取り組みについてぜひお話を聞いてみたいと思いました。

【導入】短期的な採用成果だけでなく中長期的な観点で社会課題解決に取り組む企業としての認知拡大も期待。

ーサービス導入の決め手となったのはどういった部分でしょうか?
エシカル就活が当社の採用ターゲットと非常に親和性の高い媒体であり、母集団形成の課題を解決できると考えた点です。

また、短期的な採用目標だけでなく中長期的な観点で社会課題解決に取り組む企業としての認知拡大にもつながることを期待しました。エシカル就活に掲載するためには、サステナビリティレポートなどを通じてエシカル就活独自の審査基準を通過する必要がある為です。

また、就活生だけでなく大学1・2年生の登録者割合も多いので、早期アプローチによる母集団形成も期待しています。メンバーズ社の場合、就活生以外の方へもインターンシップの門戸を開き、クリエイターとしての仕事や社会へのかかわり方を体験していただいているのもあり、そうした機会増加につながらないかという考えからです。

ー操作性についてはいかがでしょうか
主に採用イベントの掲載・告知で使用することが多いですが、掲載するまでのUIが操作しやすい点はメリットに感じています。

ー機能アップデートについてはいかがでしょうか
機能アップデートが迅速だという印象があります。ものすごいスピードでプロダクトが改善されているなと。アジャイル型で素早くプロダクト開発されて素晴らしいなと率直に思っています。

【効果】社会課題に関心があり、自走力のある学生の母集団形成に成功。合計で2名が内定。

ーサービス導入後、どういった成果が得られましたか?
採用のペルソナに合致した人と出会えており、初年度から内定実績も2名得られました。これからは社会課題解決のアプローチとして、いわゆるクリエイティブスキルを持たなければいけないということを我々と候補者の学生で認識を合わせ、その上で、「クリエイターとしてのキャリアを描きたい」とその学生さん自身で選択いただき、内定まで至りました。

採用のペルソナに合致した、とお伝えしている通り、社会課題に対する内発的な動機もかなり強く、また単なる関心を超えてソーシャルグッドアクションを実践していた点でも素晴らしかったです。
▼過去内定者の事例はこちら

振り返ってみたのですが、「課題に対して問いを持ち、適切な課題設定をした上で、仮説検証をしていく」というのは、正解のない不確実な社会に立ち向かっていく上での大きな価値になります。当然これからの社会やビジネスにおいても、かなり活躍が期待できるかなと思っています。

ー採用イベントで何か印象に残っていることはありますか?
エシカル就活主催のイベントに出展した際に感じたことは、寄せられる社会課題に対する質問の質の高さです。
メンバーズ社としてどのように社会課題に対して取り組んでいるのかという趣旨の質問が印象的で、「ソーシャルグッドな活動をやってるんだね」で終わりではなく、それが本当に世の中に繋がっているのかや、世の中に対してどのように付加価値の出しているのかなど、そういうところまで目線が及んでいる学生が多いなと感じました。
「SDGs」という言葉がトレンドになっていますが、本当の意味で価値を追求する姿勢は非常に大事ですし、他の媒体では出会いにくいなと感じています。



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