ため(北海道のITエンジニアリングマネージャー)
ユーザ中心の組織論
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ユーザ中心の組織論

ため(北海道のITエンジニアリングマネージャー)

読書メモと自分の気づきメモ。

ものづくりは、人の心を動かす仕事。

組織内の無数のやり取りの中で、ほんの少し行動を変えて、メンバーの心を動かすだけでものづくりの流れは変わる。
ユーザのニーズは、かつては衣食住のようにシンプルでわかりやすかった。いわゆる「大衆」が存在した時代。
いまは、人それぞれにあった価値を選ぶ世の中。自律性の高い社会。

機能的価値から、意味的価値へ

自動車が当たり前になった時代に、スピードが出る自動車を開発しても価値を感じてもらうのは難しい。
意味的価値は、既存技術の組み合わせでも実現可能。カメラ付き携帯電話が出始めた頃は、画質もサイズも小さかったが、「撮影した写真をリアルタイムに他者に送れる」という価値が多くのユーザの心を掴んだ。

ユーザ価値を見つけるサイクル

OODAループ
・Observe:対象を観察して生のデータを取得
・Orient:データをもとに仮説を立てる
・Decide:仮説をもとに行動計画を立てる
・Act:実行(その後、振り返りを行い観察へ)

ユーザ中心のものづくりをするためにユーザ中心の組織になる

コンウェイの法則:システム設計にはその組織の構造が反映される
ユーザと共創する組織
=役割中心の組織ではなく、業務内容にとらわれずに行動できる組織
=組織の視点が「ユーザに価値を届けること」に揃えられている
=役割にとらわれず、各メンバがユーザ価値のために自律的に行動する
(アジャイルな組織に似ている?)

メンバの視点が揃うように組織の目標を整える

OKR(Objectives and Key Results):目標(Objectives)と達成度指標である主要な成果(Key Results)をリンクさせる目的管理手法。
※KPIとOKRは達成指標管理という意味では同一。違うのは目的。KPIは業績達成のための指標管理。OKRは組織の目標達成のために現場のモチベーションを向上させるためのもの。

VUCA時代に有効なのは失敗し、学習するサイクル

さまざまな価値観がある中でユーザ価値を作るには、考えてわかることよりも試してわかることの方が多い。
これを実行できるためには、失敗を当たり前とし、その失敗から振り返りを行い学びを得て改善できる組織文化と仕組み。

文化は戦略を凌駕する

ドラッカー:企業文化は戦略に勝る(Culture eats strategy for breakfast)
良い組織文化とは
・心理的安全性
・「言葉」を揃える
・仲間をリスペクトする(良いところ、強みを見つける)
組織の関係性の質(悪さ)をチェックするには、リスペクトし合う関係性がどこで途切れているのかを確認する→改善のためには、それまで繋がりがなかったメンバを接続する(業務以外の趣味や勉強会などコミュニケーションを取る場を作る)

気付きから自分の行動をちょっとだけ変える

・チームのビジョンは具体化されているか?
・ビジネスモデルは正しく構築できているか?
・チームは同じ目標に向かっているか?
・改善のサイクルが回っているか?
・リスペクトの関係性がどこで途切れているか?

最初のフォロワーが、重要な役割を担う

・最初のひとりは勇気をもって立ち上がり、嘲笑される必要がある
・最初のフォロワーが、孤独なバカをリーダにする
だから、小さくとも、最初の一歩を踏み出す。これが大きなムーブメントを起こす。


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ため(北海道のITエンジニアリングマネージャー)
自分の苦手な食べ物、芸術、旅、生物、等と、得意なITのことなど。あとは好きなこと。 サイト名 Allegrubato(アレグルバート)は 音楽用語の allegro(快活な)+ rubato(自由なテンポで)