何気ない一言が運命を変える
言葉って不思議な力を持っていて、勇気を与えるときもあれば凶器になるときもある。特に、周りの人の言葉は大きな影響を及ぼす。
僕には定期的にお話しさせていただいている先輩経営者がいる。「最近はどう?」から始まり、自分がやっていることや考えていることなどを話す時間。
先日お話ししたときには新たに取り組み始めた、ローカルメディアのことをお話しさせていただいた。
「めちゃくちゃいいね!おばたくんにとっても地域の人たちにとっても、すごく良い取り組みだと思う。絶対に反響があるよ」
前向きで力強い言葉。あまり表情には反映されていなかったかもしれないけど、すごく勇気づけられ、身体の内側からやる気が湧いてくるのを感じた。
感激したことを伝えると「いやいや、僕なんて大したことを言ってないよ。本当のことだし」とのこと。
先輩経営者からすると何気ない一言だとしても、僕にとっては光り輝く一言になった。
これまでの人生を振り返ったとき、僕の周りには肯定的な言葉をくれる人が多かった。「あなたならできるよ」「いいね」「やってみたらいいよ」など。その度に僕は背中を押され、全力で走ってこれた。
否定されることはほとんどなかったように思う。
逆に、僕は周りの人に対してポジティブな言葉を投げかけられているだろうか。自分といることで胸が締め付けられたり緊張したりしていないだろうか。
僕にとっては何気ない一言でも、相手にとっては重大な一言になるかもしれない。改めて言葉の重要性について考え直した。
人間関係が深まったり仲良くなったりするにつれ、傲慢になりやすくなる。「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、密な関係値にある人ほど、丁寧なコミュニケーションができるように。
言葉は後押しにも凶器にもなり得る。
僕と関わってくれる人には前向きな言葉を投げかけられるようにしていきたい。
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