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77.プレゼンの極意はマンガに学べ

・プレゼン力上げたいな
・何か面白そうな本ないかな
・マンガを読んで学べるものはないかな

そう思っていたところ

この本と出会うことができた。


さすが

マンガ界のトップを

走ってこられた三田先生。


この1冊にプレゼンの極意が

詰まっていた。


ビジネスマンは必見!

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プレゼンの本質

プレゼンの本質は

「他者を味方につける」

行為。


パワーポイントの資料は

味方につけるための

補助ツールでしかない。


「他者を味方につける」

ことが、

ビジネスの基本原則。


企画立案とは「新規出店」である

1.競合の回避
2.人気店の分析

市場のニーズを掴み出店ゾーンの

「空席」

を理解する。


①世の中全体の空席
②自分の出店するショッピングモールでの空席。


この2つの条件をクリアした時、

企画は爆発的なヒットの可能性を

獲得することになる。


企画書のゴール

企画書を作るとき、

他者がワクワクするようなゴール

を設定できているだろうか?


甲子園に匹敵するほどの

わかりやすさ、そして大きさを

意識しているだろうか?


企画書の第一目標は、

設定したゴールにたどり着くことではない。


とにかく注目を集めて

「面白そうだ、やってみろ!」

と同意を取り付けることにある。


どうやって実現するかについては、

企画が動き出してから(周囲を巻き込んでから)、

みんなで知恵を出し合えばいい。


良質なアイデアを生み出すために

一番大事なのは、

その分野の「王道」を徹底的に分析し、

盗めるものは盗み、

自分のものにしていく地道な作業。


王道を踏まえた上で、

市場を分析し、

そこに何を掛け合わせていくかを考える。


先に大枠を決める

プレゼンにおける

「最後の一コマ=人を惹きつける結論」

をちゃんと設定できているかどうか。


自分が伝えたい「大枠」を先に決めてから、

大枠を補足するように、

他の資料を使う。


最初にどでかいゴールを設定して、

そこから逆算するように

プランを練るのが一番面白い。


・企画が思い浮かばない

⇒「空席」が見えてないから。


・企画が動き出さない

⇒「ゴール」が見えていないから。


プレゼン資料には「余白」を作れ

プレゼン資料が

説明過多になってはいけない。


情報を詰め込みすぎず、

あえて説明しない

「余白」を意識する。


100を考え、10を出す。

全てを出す必要はない。


バスの行き先を明示する

①そのバスは、どこからやってきたのか?

(プレゼンする理由)

②そのバスは、どんな道を走るのか?

(プレゼンの論理展開)

③そのバスは、どこをゴールとするのか?

(プレゼンの結論)


意表を突くおもしろさ

プレゼンに興味を持たれるのは、

壮大な物語ではなく、

大小様々な驚きであり、

意表を突く仕掛け。


クライアントを驚かせ、

プレゼンの世界に引き込む第一歩として、

まずは7割のリアリティを固める。


例えば、数字。


資料には必ず具体的な数字を盛り込み、

その数字をグラフ化して

視覚的に説明する。


これは自分のメッセージに

確かな根拠を持たせるため、

必要な要素。


見せ場は3倍オーバーに書け

一番良くないのは

リアリティも薄く

かといってオーバーでもない

ぼんやりしたプレゼン。


「リアリティを追求する場所」と

「3倍オーバーに書く場所」

をはっきりさせて

全体の流れにメリハリをつける。


強調する部分では

「やりすぎたかな?」

と思えるくらい強調するのが

ちょうどいい。


最も効果的な手法は

「コマを大きくする」

こと。


コマを大きくして聞き手に

「ビューポイント」

を示す。


企画を「ひと言」で説明しろ

その企画を通じて

誰に、どんなメッセージを伝えたいのか

「ひと言」で答えられないければいけない。


キャッチコピーでは

抽象的なものになりがち。


それに対して

セリフ化されたコンセプトは

非常に直接的。


コンセプトをセリフにすると

自分が「誰に」「何を」「どういう形で」

伝えたいのかはっきり見えてくる。



企画のコンセプトをセリフにして考えることは、

「自分の立ち位置を考えること」

「顧客を考えること」にもつながる。



核となるキーワードを決めたら

最低でも3回を繰り返すこと。


それも単に繰り返すのではなく、

企画書の要所要所に

それと気付かせない形で潜り込ませる


ここまでして

ようやく相手にメッセージが届く。


ライバルを魅力的に書け

自分の企画、

自分のアイデア、

自分の商品こそが

最強なのだと訴えるのプレゼン。


しかしこの時、

競合他社の製品やサービスを

下に見せてはいけない。


弱くて無価値なライバルを

倒してみせたところで

何の驚きや感動もない。


そうではなく

ライバルに十分な価値があることを示した上で、

それでもなお自分のプランが

優れていることを証明していく。


おわりに

本だけでなく、

マンガからも

たくさんのことを学べる。


学んだもの勝ちである。


活かせるものは

どんどん

活かしてしまおう。


プレゼンが苦手な人の

助けになりますように。

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