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私が市場に行く理由

私は海外旅行に行くと、必ず現地の市場・ファーマーズマーケットを訪れる。旅の仕方は人それぞれ色々あると思う。アクティビティを楽しみたい派、キラキラした映えスポットを巡ったり、高級店に行きたい派、有名スポットを巡りたい派などなど。

以前の投稿(ローカライズ一人旅)でも書いたけど、私は「暮らすように旅する」派である。そんな私の旅にとって市場や朝から賑わうファーマーズマーケットは遊園地に行くくらいワクワクする。その地域に暮らす人達が集まる市場には活気があって、現地の見たことのない野菜や果物、日本にはないサイズのお肉や魚、色々なにおいが混じりあった何とも言えない現地感。

市場に行くと現地で暮らす人の生活が見える気がするし、自分もそこで暮らしているような気持ちになれる。

たった数日の滞在で、その国や地域の事を深く知ることはできないけれど、ほんの少しでもそこでの暮らしを覗き見することくらいは出来る気がする。

シンガポールに行ったときは現地のホーカー(屋台)でご飯を食べるのが大好きだった。高級レストランは、それはそれで美味しいけれど屋台で数ドルで食べられるチキンライス、バクテー、チャーハンはお腹だけじゃなくて「安くて美味しい」のダブルで気持ちまで満たされる。

現地の人たちに混じって、彼・彼女らが日常的に食べるものを同じ空間で食べる。海外で生活していた時間が長かったからか、そういう空間の中にいると何だか昔の感覚がよみがえってとても心地よく感じるのかもしれない。

素敵なお店で食べるお食事も格別だけど、せっかく異国にいるのだから現地の空気に触れられるローカルマーケットはとってもおススメ。

次は北欧の方のマーケットに行ってみたいなぁ。


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