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本を読むということ

自分は普段、本を読んでいます。



「突然なんのカミングアウトなんだ!」と
思うかも知れませんが
まぁもう少しだけ聞いてください。

本を読み続けることによって
気づいたことが1つだけあります。
それは、
"「自分がそのとき最も必要とする本」が
自然と手元にやって来るようになる"

ということです。

本を読み始めたきっかけ

2023年現在からちょうど3年程前、
自分はショッピングセンター内にある
とある歯科で親知らずを
抜歯しているところでした。

その日も抜歯を終えて帰るとき、
そのショッピングセンター内にある書店で
1冊の本を買いました。
タイトルは
「読書する人だけがたどり着ける場所」(齋藤孝 著)です。

内容について事細かに書きませんが
その本には
・人が読書をすることによって何を手にするのか
・様々な本の読み方
について書かれていました。

細かい内容が気になる人は
是非とも読んでみてください。

その本を読み終わって以降
「これからたくさんの本を読もう」と
自分のなかで決意したのを覚えています。

マンガやライトノベルだけではなく
さまざまな本を。

今思えばこれが、自分が読書を完全に習慣にする
大きなターニングポイントでした。

1年間本を読み続けて

最初の1年間はとにかく
なんでもいいので本を読むことにしていました。
パッと見て気になった本を買っては読んで・・・
を繰り返していました。

しかしそのうち
本を読むことにうんざりしてきます。

なにも身になっている気がしないからです。

きっとこれを読んでいる人にも
思い当たる節があるでしょう。

自分の本の読み方を疑問視しました。
果たしてこれで自分が得たいものは得られているのか・・・
本の読み方はこれで合っているのか・・・

不安になった自分はこの解決方法を
ネットで調べるのではなく
本を読むことで解決しようとしました。

"本の読み方で迷っているのに本を読む"
"本の読み方の本"
と聞くとバカらしく聞こえますが
自分は何故かこの行動をとっていました。

もちろん、本の読み方の本はたくさんありました。
その中で気になるものを手にしては読んでを繰り返すうちに、
"今、自分が今悩んでいる事"
"今、自分が気になっている事"
を基準に本を選ぶようになっていきました。

3年目にして気づいた事実

2021年11月、子どもが生まれました。
それ以降仕事、育児に奔走し
読書をする時間が日に日に減っていきました。

ある日、読書時間が減っていることに
焦りを覚えた自分は
「読書時間を取らなきゃ!」と
1年目の最初の時と同様
なんでもいいので気になる本を手にとっていました。

しかし1年目と違ったのは
「どの本も自分の心に刺さる本だった」という事です。

不思議に思い、考えて気づいたことは
「気になる本がただ単に気になった本ではなく
その時自分にとって必要な本に変わっていた」

ということです。

このことに衝撃を受けつつも
なんとなく納得していました。

1年目の後半で
"今、自分が今悩んでいる事"
"今、自分が気になっている事"
を基準に本を選んでいたことで
感性が磨かれ
無意識のうちに必要な本を手に取っていたのだと。

結果、自分は読書を続けていた事によって
"「自分がそのとき最も必要とする本」が
自然と手元にやって来るようになる"
という状態になっていました。

日々読書を少しでもいいからしてみて欲しい

あなたは今読書をしていますか?
ライトノベル、雑誌・・・
エンタメの本だけでなく、
実用書や文庫本に至るまで・・・
いろんな本を読んでいますか?

活字を読んでいますか?

答えが「NO」であれば
是非とも今から
少しづつでも読書を始めてみてください。

「本を長時間読む自信がない!」という人
実はこの記事は
1800文字を超える文章で作られています。

400字詰の原稿用紙であれば4枚と半分、
本でいうなら
(物によりますが)4ページとちょっとです。

最初から最後まで読んでくださったのであれば
それはもう、読書をする素質があると思います。

もう一度言います。
「今から」少しづつでも
読書を始めてみてください。

そうすることでそのうち
「自分がそのとき最も必要とする本」
が自然と手元にやって来るようになります。

あなたにとっての悩みごとを解決する本かもしれませんし、
感性を磨いてくれる本かもしれません。
はたまた、新しい知見や考え方を与えてくれる本かもしれません。

形式は問いません
紙でも、電子書籍でも。
(自分ももっぱら電子書籍がメインです)
ただ本は、最初から最後まで読むことを
オススメします。

読書をして
「自分がそのとき最も必要とする本」
手にすることで
あなたの人生がより輝かしいものになることを
願っています。


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