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イスラエルストリートフード

今日は食レポをお送りします。

イスラエリーな食事と言えば、ピタという手のひら大サイズの分厚いナンみたいなものと、フムスという豆のペーストだということはわかってきました(フムスの”フ”の発音がフランス語のRみたいで難しい)。

泊まっている場所はビーガンルールとなっていて、肉はもちろん乳製品や卵も持ち込めないのでローカルフードを食べるにも基本的に外食になってしまいます。

そういうわけで今夜もGoogleマップでローカルな店にあたりを付けて出かけます。ローカル料理を出す店は19時閉店が比較的多く、もう19時前だったので20時までやってるお店ということで選択肢は限定されます。

お店に到着したのは19時半過ぎでしたが、急いで食べれば余裕で閉店には間に合います。客が一人もいないのは気になりますが、見た目はローカル料理だし店内は小ぎれいなので期待が持てます。

「ハロー」と呼びかけますが何やら奥の方でガチャガチャやっているようで反応がありません。ハローの音量を徐々に上げながら、5回目のハローでようやく気付いてくれ、店員さんが出てきました。

「もう閉めちゃったんだ」

え?!
まじすか・・・

Googleマップさんの選択肢は近くにはもうない状態だったので、フラフラと歩いて探すことにします。
10分ほど歩いていかにもローカルな良さげな店を見つけました!

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メニューが店の入り口に貼ってあり、英語も珍しく併記してありますが、ファラフェルにピタと完璧なイスラエル料理で、値段も高くないです(既に19NIS=570円を普通と感じてます)。

そしてメニューをよく見るとちょうど覚えたばかりのローカルフード「シュニッツェル(Schnitzel)」があるじゃないですか!

決まりです。

「シュニッツェルinピタプリーズ」。

店員さん、注文を受けて作り始めますが、物凄くお喋りな人で「どこから来た?チャイナか?」「日本は俺好きだよ。コンニチワ!」とか、作る手を止めながら話しかけてきます。

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聞くと彼は北アフリカのエリトリア出身のヨニー。イスラエルで働いて9年目になるそうです。イスラエルにはアフリカの他にもアジアからインド、フィリピン、タイなどの出稼ぎも多く、200万人いるとかなんとか。そしてこのお店のあるエリアにその人たちが多く住んでいるそうです。

ご機嫌なヨニーにFB投稿用の写真を撮らせてもらい、自分も写真を撮ってもらいます。

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出来上がって食べようとしてもマシンガントークが続き、「お金は大事だけど、ハッピーな人生がもっと大事だ」とか「あの歌手を知ってるか?歌詞が最高なんだ」とか。
エチオピア出身の友達が店に入ってきて今度はその彼と話し始めたので、ようやく実食に入ります。

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シュニッツェルとは鶏むね肉のから揚げのことで、ピタに切れ目を入れて中にまずフムスをいれ、シュニッツェルが入り、野菜が加わって渡されます。その後カウンターの野菜類(トマトきゅうり玉ねぎキャベツ)とソースを好きに加えて完成させます。

シュニッツェル、激ウマです。
本日初の肉食だからというのもあるかもしれませんが笑

無事ローカルな夕飯にありつけたので、今夜もよく眠れそうです。
ライラトウ :D

※この記事は2018年10月16日にFacebookに投稿されたものを転記しています。


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