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チェリートマト

私はキブツでボランティアをしている時、よくキッチンの仕事をしていました。

毎日よく冷蔵庫からチェリートマトを取ってはつまみ食いをするのが楽しみでした。

正直日本の一般的に売っているのより美味しくて、どうしてこんなに味があって甘いのかずっと疑問に思っていました。

その理由はやはりイスラエルテクノロジーが関係していたようです。

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1970年代にヘブライ大学の2人の研究者RabinowitchとNachum Kedarが香り良く甘く、病気にも強くて長持ちするチェリートマトを開発しました。

そのためそれ以前のトマトのイメージをガラリと変え、トマト市場の需要が膨大に広がったようです。

また、トマトが葡萄のようにたくさん塊で成るように遺伝子研究し、収穫量を増やしました。

これによって価格も安くなり労働の効率もよくなったそうです。

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土地の60%以上が砂漠で、夏は一滴も雨が降らないイスラエルの土地で病気に弱く、房に少ししか成らないトマトを作っては効率的ではありません。

そうした問題があったからこそ生まれた発明だったのだなと思います。

※この記事は2019年8月22日に書かれました。

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