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火星でリスクテイキング行動をとっている

こんばんは、アレクサンドリアです。

自分の中に色んな自分が住まうことは、何らかの自己分析をされている方なら多かれ少なかれ自覚されていると思います。

例えば、家でリラックスしているときの自分と、外で仕事をしているときの自分は明らかに違うとか、あまり変わらないとかの感覚です。

占星術では、そうした違いは、出生図において、どの天体(エネルギー)がどのサイン(性質)でどのハウス(分野、領域)にいるのかで表されています。

ただ、天体は他の天体と何らかのアスペクト(関係性)を取っていることが多く、そうなると天体のエネルギーは純粋に単独では表れず、それぞれのアスペクトによってブレンドされた形で表れてきます。

また、教科書通りに必ず表れるとも言えず、その方のそれまでの経験の中であまり使えていない天体のエネルギーは表れ方が弱いかも知れません。
そのあたりも人それぞれです。

さて、前置きが長くなりましたが、私が最近とった自分自身のリスクテイキング行動についてふと思いだしたので、そのことについて書いてみます。

リスクテイキングとは、危険をおかしても積極的な対応で、損害や事故の発生などの事態を乗り越えることとあります。

現代においては、リスクのない人生などないとも言えるように思いますが、私が子供の頃、昭和の時代は、その時々でベストと思われるレールに乗ってしまえば、それを続けていくだけで成功とされるような価値観であったように思います。

占星術において、リスクをとって行動するエネルギーを表すのは火星になります。火星の年齢域は35歳から45歳です。

25歳から35歳までの太陽期に本当の自分のアイデンティティを確立し、それを社会で打ち出すべく行動していくのがこの火星期です。
その年齢までに火星のエネルギーをまったく使っていないかというと、必ずしもそうとは言えないと思いますが、一番エネルギーを使いやすいのがこの時期なのです。

さて、思い起こせば私も、一番大きなリスクテイキング行動を取ったのが35歳のときでした。それまでの人生においても、リスクのある行動はしましたが、それはやむを得ずというもので、選択の余地がなかったので、自分からリスクを冒したわけではありませんでした。

この時は、やってもやらなくても良かったのですが、可能性をかけてやってみたかったのです。怪しいことではなく、まあ仕事がらみのことですね。
ちなみに火星は10ハウスの仕事の部屋にあります。

自分なりにルールを決めてやってみて、もちろん最初なので失敗もありましたが、敢えてやってみたことでその後の学びや挑戦に繋がりました。

そして今は火星期は終えていますが、私の出生図の火星にトランジットの天王星がしばらく重なっているため、非常に活性化されており、再びリスクテイキング行動をとっているように思います。

リスクと言っていますが、私にとっては「チャレンジ」のつもりです。
元々、火星よりも遠くて強い星である土星の影響も同時にある配置なので、「常識の範囲内で」リスクテイキングしていました。

しかし今回は、その土星よりもパワーのある天王星が火星に革新的なエネルギーを与えています。常識外のリスクも取っているかも知れません。
常識外とは何か。この場合、これまで常識的とされていた仕事でしょうか。

そのリスクテイキングの根本、原動力は何かというと、結果がどうであれ、やらない方が後悔する可能性がある、という思いでしょうか。

まあそんな感じで、この先も天体の上で大変革が予想されますので、その都度、自分の心に確認しながら進んでいくでしょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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