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必要とされるIT人材になるために覚えておくこと【定義】

kintoneは、誰でも手軽に業務システムを作成できるノーコードツールです。しかし、その手軽さゆえに、安易にアプリを作成してしまうと後で痛い目にあうこともあります。

ITエンジニアがいなくてもシステムが作れる時代において、必要とされるIT人材になるためには、「開発」よりもまず「定義」ができることが非常に重要です。

この記事では、kintoneを使ってシステムを定義する際のポイントについて解説します。また、概要図のサンプルや定義書のテンプレートもご用意していますので、ぜひ最後までご覧ください。
この内容は、kintoneに限らず、システム開発に携わる上で有益な情報となっています。


kintoneの特徴

メリット:簡単にシステムを作成できる

kintoneは、シンプルな仕組みで、登録・参照・更新といった業務を単一の画面で行えます。
これにより、コアな開発の知識や経験がなくてもシステムを簡単に作成できる点が大きな魅力です。

デメリット:情報が埋もれやすい、不整合が起きやすい

しかし、アプリ間の連携が難しいため、1つのアプリに多くの項目を詰め込みがちです。項目が多すぎると、スクロールの手間が増え、レイアウトも単調になるため、重要な情報が埋もれてしまうリスクがあります。

kintoneアプリを作る前工程

実際に手を動かしてアプリを作る前に、まずは頭と口を動かしましょう。

kintoneは手軽に改修できる反面、改修を重ねるとシステムが複雑化しやすくなります。そのため、アプリの概要図・定義書を作成しておくことが大切です。

実はこの前工程ができる人材はまだまだ少ないです。
以下のステップを参考にし、必要とされるIT人材を目指してみてください。

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