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写真難しいよ!

こんにちは、T.albopilosusです。

現在入院中で、暇な時は超ヒマです。
 
あ、昏々と眠っていても良いのですが、考えている事があります。
私には写真師匠(勝手に私が心の中で密かに呼んでいる)がいます。
写真師匠と一度、一緒に美術館と植物園に行くという機会がありました。
師匠はカメラ3台持って来てやる気まんまんです。
対して私は「スマホあれば良いか…?」等と思ったりもしたものの、一応育てている蜘蛛や植物の写真を家でたまーに撮ってはいるので、その時に使う事もあるシンプルなミラーレスのカメラと、レンズ3本持っていきました。

師匠は写真が素敵でした。
撮る姿も、写真そのものも。
対して私は結局ほとんど写真も撮らず、カメラをただ重たい荷物にしてしまったなと後悔しました。
私は普段、主に飼っている蜘蛛と、育てている植物の写真ぐらいしか撮りません。
今回の師匠との行動で、他にも撮ってみたくなりましたが、とはいえ私が普段撮ってみたいのなんて、遠くない距離~近距離が欲しいかな、ぐらいです。
それに対応出来そうなコンパクトで手軽、持ち運びが楽そうなデジタルカメラが欲しいなと思いました。
他が撮りたいシチュエーションに対応したい事なんて滅多に無いし、あっても事前にわかるでしょうから、その時はミラーレスを引っ張り出せば良い事です。

だがしかし。
コンデジ、そこそこメーカーと種類がある上に、値段のピンキリが半端じゃ無い。
こいつは私にはさっぱりだなとサクっと諦め、写真師匠に相談。
もう型番とかも忘れてしまいましたが、写真師匠が提案してくれたのが、たしか2万円ちょいぐらいのカメラを2種類ぐらい提案してくれました。

…が、私は納得行きませんでした。
使ってイマイチなところが見えたりした時に、「あー所詮値段なりかぁ…」とがっかりしたりするイメージを想像してみて、ちょっとなぁ…となりそうな気がしました。
そのカメラの機能も調べず、ユーザーの評価も確認せず、なんならどんな形のカメラかすら調べもせずです。
今思えば最低です。
弘法筆を選ばずの真逆どころの話ですらありません。
いや、言い訳にも程がありますが、カメラの事があまりにも分かっていない私、値段聞いただけで「ちぇきみたいなの?」とかわけのわからない想像をしてしまいまいした。
あまりにも勝手で、何の根拠も無い想像です。
そして、ちぇきも、それはそれで楽しめそうじゃない?とか、今更思っちゃったりもしておりますが。

次に写真師匠が提案してくれたのが、「OM SYSTEM Tough TG-7」というカメラでした。
値段がたしか7万円ぐらい。
今、HP見たら69,300円(税込)と書いてます。
そんなんだっけかな。
今ならお店次第でもっと安く手に入りそう。

なんか、良いコンデジって10万円越えちゃうイメージだったけれど、気にしなくて良さそうかも。

購入を検討してた時たまたまなのか、TG-7の販売開始からひと月程度。
これは強烈に販売からすぐで、私的には良いタイミングで好印象。

私の希望していた近距離撮影には強そうです。

ユーザーレビューもざっくり確認しましたが、評価はすこぶる良さそう。
どうもTG-5というカメラあたりからのユーザーも少なく無いみたいで、このシリーズ自体の評価は悪く無いみたいでした。
中には「TG-6と変わりません!でも充電がマイクロUSBからUSB typeCに変わりました!それだけでも買いです!」なんていう、なんかすごいっすね…というレビューもあったりして大丈夫か?とかいうのもありましたが、今改めてみると「DGPイメージングアワード2023金賞受賞」をとったりしたそうで、本当に評価は良さそうです。

購入を決めて近所の店舗に行ったものの、残念ながら私はここのところ体調を崩しており、調子が悪くなっていく良くないタイミングでした。

そんな中でもカメラを購入し、準備しようと思いましたが、まず付属のマニュアルだと圧倒的に情報が足りない。
超ざっくり説明して、詳細はPDF見てね!といった感じでした。
時代ですかね…
今はそういうのが当たり前なんでしょうかね…

カメラの本体サイズは、私の希望にあっていて良い。

操作も案外シンプルにも使える。

…が、シンプルな操作だけならばの話で、1つの撮影の仕方から始まっても、どんな風な仕上がりにしたいのかがかなり選べ、幅広く、一発じゃとても覚えられない。
これは少しずつやれる事を知り、何度も繰り返して覚えて使えるようになっていくしか無理そうだ…

なんでしょう、ある日突然王様に呼ばれ、
「すごい攻撃力と、数多の特別能力を持つ伝説の剣を其方に授けよう!この剣を使いこなせば無敵だ!海の向こうに見えるあの暗黒の城の頂点にいる魔王を倒して、世界に平和を取り戻すのだ!伝説の勇者よ!」
「いやいやいや…伝説の剣なんて使い方わからないし無理だよ…まずはヒノキの棒でスライムと戦うのスタート辺りで強くなる修業頼みますよ…」
…的なイメージでした。
私はうちで、ほんの少しだけカメラに触れ、なるほどねーとは思ったものの、PDF見ながらカメラを触って少しでも使えるように…ま、もう少し体調が…などと横になる私のすぐ近くでTG-7に待機してもらい、結局私は入院になっちゃいました。

入院し、とりあえず最悪だったところは抜け出せたっぽいので、私の体調を気にしながらカメラとPDFを見てみて、こいつぁ、体調不良とかいう問題だけでどうにかって問題ではないのでは…と思いました。

だって、めっちゃ近くを撮影するのに、近距離やマクロ等と呼ばずに「顕微鏡」という名称を使い、撮影対象とレンズの最短距離が1㎝とか言ってます。
そんなに近くで、そこそこ育ったやる気の強そうでアグレッシブな蜘蛛を撮ろうとしたら、まず咬まれる想像しか浮かびません。

そんな撮影が水中でも出来るよ、的な雰囲気だし。

書かれているタフ性能が本当に?とか思ってしまったけれど、いや、メーカーが言ってるから大丈夫な予定なのでしょうが、私が大丈夫な気がしない。

・防水15m…潜った事がありません
・防塵、耐衝撃2.1m…私、身長はそこそこある方だけれど、にしてもどこかよじ登らなくては…
・耐荷重100kg…私がもう一人いないと100kgは確認出来ません
・耐低温-10℃…許してください

あまりのその特殊スタイルに、カメラ界のズゴックって印象だなぁと想像しちゃいました。
とはいえ、いきなりズゴックと言われても、なにそれわかりませんって人も少なくは無い事でしょう。
ズゴック、「機動戦士ガンダム」という作品に出てくる「モビルスーツ」と呼ばれるロボットの一種です。

私はガンダムの事あまり詳しく無く、たくさんの物語や作品があるみたいですが、ガンダム関連は「機動戦士ガンダム」しかわかりません。あしからず。
ではなぜ「機動戦士ガンダム」に出てくるズゴックと、このカメラの印象と重ねたか。

「機動戦士ガンダム」ですが、シンプルにいうと、ま、戦争をモチーフにした物語で、ズゴックはジオン軍に用意された「モビルスーツ」と呼ばれている、搭乗者によって操作され、活動してきたロボットです。
「起動戦士ガンダム」は戦争のお話で、登場し戦うものはたくさんの種類と数です。
モビルスーツは、その中に出てくる「人型機動兵器」というポジションだそうです。
「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツは、軍の開発を経てなのでしょうが、これまた色々な種類が出てきます。
たとえば、有名なモビルスーツといえばザク。
3月9日を「ザクの日」にしてもらえちゃうぐらい愛されているザク。
「機動戦士ガンダム」では、第一話から最後の最後まで出てくる皆勤のザク。
…いや、実際は皆勤じゃなくて、出てこれて無い回もあると思うけど、それもよくわからない働き者のザク。
人っぽい形で、たまに哀愁すら感じさせる、さすがの人型機動兵器、ザク。

対して、本当に私の勝手ですが、ズゴックはガラが悪そうな印象があります。
ガラが悪いどころか、ギャングな印象です。
ズゴックは、私的にはものすごく存在感が衝撃的でした。
が、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」全43話中、ズゴックの出場は第27話から第30話の、わずか4話です。
この記事を書くのに調べて、その少なさにビックリです。

ズゴックは水陸両用MSで、人型機動兵器なのに首は無く、顔つきがこわい。
足が短いのに、移動時にもオラついている感を感じます。

戦い方も粗暴で、登場したらいきなり敵の即通常兵器とガンキャノンというモビルスーツの攻撃を楽勝で回避し、片手に3本ずつ生えている長い爪で敵のガンキャノンを拘束し、そのまま両腕を引きちぎりかけます。
速攻で容赦など無い的な、ギャング感バッチリの攻撃ですね。

まぁ、カメラとズゴックは関係ないのですが。
むしろ、ズゴックと関係無くて良かったです。

まぁ、そうこう使い方を見てみたり、ズゴックの事を想像してみたりしているうちに、自分的には体調がだいぶ良くなり、散歩ぐらいは問題なさそうだったので、散歩しながらTG-7で適当にではありますが、練習がてら写真を撮ってみました。

んで、その写真を、写真師匠に見てもらい、感想をいただきました!

師匠「三枚目のやつはソテツ?雄雌どっちの株なんだろう…

あー、そういえばこの植物なんだろうとか、あんまり考えずに撮ってました。
ダメですね。
後日見たら、ソテツの雌でした。
ソテツが実をつけてるの初めて生で見たかも。そういえば。

師匠「カタバミっぽい黄色い花の接写はきれいですねぇ。描写がめちゃめちゃキレイ。良いカメラですね。

ですよね!
さすが写真師匠チョイスのカメラですもん!
私撮影でも許される写真が10分の1枚お褒めいただきました!
さすが師匠、初めてこのカメラで写真撮らせちゃうのですから!
そこにシビれる!
あこがれるゥ!

と、いう事でカタバミっぽい写真だけ単独で載せさせてもらいます。

写真撮るの楽しかったですが、練習してまともなの撮れるようになりたいですねー

では、また〜

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