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【レシピ】にんじんしりしり ☆ 日々の副菜として、是非!

沖縄の郷土料理のひとつ「にんじんしりしり」。

主材料は、にんじんと、のみ。
もう一品欲しい時の、抜群のサイドメニューとして、我が家でも、よく登場します。

名前の由来は、沖縄の方言で、せん切りの事を「しりしり」と言うから、
専用卸し器で、卸す音が、「しりっ、しりっ」と、聞こえるから、等の説があります。

今回は、その、専用「スライサーしりしり」を使用。
スライサーならではの食感が良く、作業も楽になりますよ。

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スライサー・しりしり


最近では、ネットでも、購入できます。
真ん中が、少し太めの千切りに卸せる「しりしり器」。
慣れるまで、少し力が必要ですが、段々、力の入れ具合が分かってきます。

そうなると、にんじんだけではなく、大根などの千切りも、
この「しりしり器」を使って、スライスするほうが楽になりますよ。
ご家庭に、ひとつあっても、便利な「しりしり器」です。

もちろん、包丁で、せん切りして頂いても、OK。
是非、ご家庭のサイドメニューとして、作って頂きたい一品です。

それでは、作っていきましょう!

最後に、手書きの「料理手順書」「料理用語のイタリア語」を添付しています。

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にんじんしりしり

【 難易度 】★☆☆☆☆
【 調理時間 】 約 15 分

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材料

【材料】(2人分)

     にんじん             中一本(約150g)
     ごま油              大さじ1/2
     卵           1個(約60g)
       ※ 卵がお好きな方は、2個入れてもOKです。
         その場合は、仕上げの塩の量を、少し増やしましょう。


     塩           ひとつまみ(約1g)

【作り方】

1)材料の準備をする

① にんじん(約150g)の皮を剥いて、スライサーで、せん切りに卸す。

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にんじんの、太いほうを、自分に向ける
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皮を剥く様子

皮剥き器を使う時、にんじんの太いほうを自分に向けて、作業しましょう。
皮を剥く時は、意外と、最後に、ぐっ!っと、力が入ります。
細いほうが手元にあると、手首を怪我することも。
怪我防止の為にも、太いほうを自分に!を、習慣づけると良いでしょう。


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スライサー・しりしりで、卸す
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にんじんの下処理・OK


② 卵(1個)は、軽く溶きほぐしておく。

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溶きほぐした卵
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下準備・OK


2)調理する

➀ フライパンに、卸したにんじんを、入れて、全体に広げてから
  火を点ける。

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ここでは、まだ、ごま油は入れません。
最初に、にんじんだけ炒めて、水分を飛ばし、旨みを凝縮します。

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にんじんだけ、炒める


② しんなりしてきたら、ごま油(大さじ1/2)を加えて、さらに炒める。

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③ 香ばしく炒めたら、溶き卵を加えて、しっかりと炒め合わす。
  塩(ひとつまみ:約1g)を、振り入れ、味を整えて出来上がり。

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しっかりと炒め合わす
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塩を振る
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出来上がり


にんじんしりしり


お好みで、白ごま(黒ごま)などをかけても、良いです。

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【料理手順書(工程のみ)】(2人分)

※ 是非、iPad, スマートフォン等で開いて、お使い下さい。

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【料理用語のイタリア語】

イタリア語のメニュー(Menu`)が読めるように、なりましょう!

carota   (にんじん)
olio d'semi  (ごま油)      uova    (卵)
sale fino   (精製塩) 

grattugiare la carota  (にんじんをすりおろす)
bucciare le pelle    (皮を剥く)
sbattere le uova    (卵を溶く)
soffriggere la carota   (にんじんを炒める)
Infine, condire con il sale (最後に、塩で味を整える)

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