見出し画像

フィレンツェ名物・モツ煮込み☆ランブレドット

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.68>

フィレンツェ(Firenze)に来たら、是非、食べたいものがあります。
それは、名物パニーノ・ランブレドット(Panino con Lampredotto)

「ランプレドット」とは、牛の第4胃袋のこと
この部位を、香味野菜とトマト、赤ワイン、ハーブなどと一緒に作るモツ煮込みは、フィレンツェ伝統料理のひとつです。

ちなみに「トリッパ(Trippa)」は、牛の第2胃袋(ハチノス)のことで、こちらも、イタリアでは、良く食べられている部位です。

街の、色々なところで売られていますが、中央青果市場(Mercato Centrale)の横の道にある、この屋台でも食べれます。

画像4

ランプレドットのお店

美味しいもつ煮込みだけでも良いですが、パンに挟んで食べることもできるんですよ。
メニューは、日本語表記もあるので、大丈夫。
早速、注文しました。

画像4

パニーノ・ランブレドット(Panino con Lampredotto)

ボリューム満点で、3€。(2010年夏・現在)

キュッキュッとした歯応え、何時間も煮込んだモツの味わいが、じゅわ~っとパンにも染み込んで、これ、また美味。

店先で、立って食べてもよし、芝生が広がる広場に、座って足を延ばして食べてもよし。
沢山購入して、持って帰る方もいらっしゃいました。
こういう「美味しいもの」も、見逃せませんね。

中央市場も、覗きましょう!
( 中央市場内でも、煮込んだランブレドットを売っているお店があります)

画像4

画像4


お、モツも、発見!
モツは、鮮度が命。
ご家庭では、なかなか、いちから下処理するのは、難しく、大変なので、
市場では、既に下処理、下茹でしたものが、売られています。
これらを購入したら、お家でも、すぐ、モツ煮込みが作れますからね。

フィレンツェ風は、赤ワインたっぷりで煮込んで、
ローマ風は、トマトたっぷりで煮込む、と言われていますが、厳密な線引きはないように感じます。

確かに、赤ワイン、トマトソース半々で煮込むシェフも、いらっしゃったな…。

あ、喉が鳴ってしまいました…。
次回、フィレンツェを訪れたら、絶対、また、食べます。

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。