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イタリア旅行記(中部)

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トスカーナ州、ウンブリア州、マルケ州、ラッツォ州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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2020年6月の記事一覧

【レストラン情報】アッシジでの昼食  〜可愛いウェイター君〜

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.22> アッシジ(Assisi)での昼食は、 細道の坂を下がったところにある、レストランで。 家族経営なのでしょう。 テーブルに着くと、素敵なマンマと一緒に、5~6才の可愛らしいウェイター君が、メニューを持ってきてくれました。 お薦め料理を注文して、待っていると、そのウェイター君が、再び、こちらへ…。 シャイなのか、目は合わしてくれませんでしたが、 本当に、大事に、大事に、一生懸命、お水を持ってきてくれて

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アッシジの街 & 魅力的な小路

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.21> アッシジ(Assisi)は、細長く、素敵な小路が、いっぱいある街です。 駅からのミニバスの停留所も、街の中に、いくつかあるので、どこで降りるかは、気を付けなくてはいけません。 私は、東側・ドゥオーモ(Cattedrale di San Rufino)裏のマッテオッティ広場(Piazza Matteotti)で下りたので、一番に西にあるサン・フランチェスコ聖堂(Basilica di San Fran

巡礼地☆アッシジのサン・フランチェスコ大聖堂

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.20> まずは、大聖堂を目指します! アッシジの小道を進んで、広場へ出ると、アッシジのシンボルでもある、 白亜の大聖堂が、迎えてくれました。 サン・フランチェスコ大聖堂 (Basilica di San Francesco d'Assisi) 2 度目の訪問になりますが、やはり、ぐっと、心惹かれます。 ウンブリア州の美しい丘陵地が眼下に広がり、そこに、美しい姿で、佇んでいる大聖堂。 13世紀に創建、

スポレートから、アッシジへ!

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.19> スポレート(Spoleto)から列車に乗って、 中部イタリア巡礼地のひとつ・アッシジ(Assisi)に向かいます。 まずは、ホテルから、駅まで2km程。 バスも通ってますが、朝は、気持ちも良いので、歩くことにしました。 丘の上にある町の中心から、くねくねと坂道を下りていきます。 この坂道も、趣がありますよね。 ガリバルディ広場(Piazza di Garibardi)を通って、そのまま駅へ向かいま

【ホテル情報】スポレートのホテルで、初夕食

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.18> スポレート(Spoleto)滞在・初日は、2010年6月24日。 丁度、サッカーW杯の予選リーグ・イタリア最終戦の日。 バール(Bar)に、人集りができ、テレビ放映中の試合に、かじり付いて観戦。 テレビがないお店では、ラジオ中継に耳を傾け、街中に、歓声が響き渡っていました。 そして、イタリアの予選敗退が決まると、落胆の声とともに、街中、どんより。 あちこちで、 「あのプレーが敗因だ!」 「いや~

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緑溢れるスポレート & 大聖堂

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.17> 中部イタリアの海に面していないウンブリア州(Umbria)。 州都は、ペルージャ(Perugia)。 緑溢れる地域で、ちょうど地理的に、イタリアの心臓部分(中心)にあり、 ハートが逆さになった州の形から、「イタリアの緑のハート(Cuore verde d'Italia)」とも、呼ばれています。 今回は、ペルージャから 50 ㎞ 南にある、スポレート(Spoleto)に滞在しました。 駅から、中心

ファルコナーラ・マリッティアを発つ朝

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.16> 「ヴィッラ・アメーリア(Villa Amelia)」。 ファルコナーラ・マリッティアで滞在した宿です。 ヴィッラ・アメーリア (Villa Amelia) 「ヴィッラ(Villa)」というよりも、私は「ロカンダ(Locanda)」に 近いなっと感じていました。  ヴィッラ → 郊外や田舎にある別邸、一棟建て。  ロカンダ → 宿泊設備を備えたレストラン         オーヴェルジュ(Auber

マルケ料理を堪能

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.15> マルケ州・滞在最終日は、宿泊したロカンダ(Locanda)のレストランで、夕食です。 女性オーナー兼シェフ・アンジェラさんが、腕をふるって下さいました。 前菜は、お勧めの「お試し前菜(Assaggini)」。 前菜リストから、シェフお薦めの5品を、少しずつ出してもらう事に。 リコッタチーズとセージ、アーモンドのパテ (Pate`di ricotta , salvia e mandola) リコッ

マルケ州の巡礼地☆ロレート

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.14> 揚げたて、熱々のオリーベ・アスコラーネ(Olive ascolane)を食べて、 大満足のアスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)から帰る途中、 もうひとつ小さな街に、立ち寄りました。 カトリックの巡礼地・ロレート(Loreto)です。 13世紀末に、パレスチナから、この地に、聖母マリアの家、 つまり、イエスキリストが育った家(ナザレの家)を天使達が移したと言われ、 中部イタリアの巡礼地

名物☆オリーベ・アスコラーネ

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.13> マルケ州のアスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)を訪れたら、 必ず、食べたい、いや、これを食べる為に訪れた、と言っても良いぐらいの、お料理があります。 オリーベ・アスコラーネ (Olive Ascolane) アスコリ・ピチェーノ特産の大粒の緑オリーブの種を抜き、 挽肉を詰め、パン粉をつけてオイルで揚げた、有名な前菜です。 教室でも、一度、ご紹介しました。 オリーベ・アスコラーネ

古代ローマ橋

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.12> マルケ州のアスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)を、散策中。 城壁に沿って、ゆったりと流れるトロント川に、古代ローマ時代から架かる橋があると知り、これは、絶対に、見ておかなくては!と、足を運びました。 ローマ橋 (Ponte romano) 2000年以上も前から、ここにあり、橋脚の石そのものにも、年月を感じますし、伝うように伸びた緑の木々が、また、風情があります。 古い橋は、保存の

ヘミングウェイも愛した、カッフェ

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.11> マルケ州・内陸の街・アスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)。 街の、アッリンゴ広場(Piazza Arringo)から細道をきゅっと入って進むと、もうひとつの中心地・ポポロ広場(Piazza del popolo)に出ます。 ポポロ広場 (Piazza del popolo) 目の前にあるのは、サン・フランチェスコ教会(Saint Francesco)。 ゴシック様式の建築です。

アスコリ・ピチェーノの大聖堂

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.10> アスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)駅前の大通りを右に折れて、 まっすぐ歩くと橋があります。 マッジョーレ橋 (Ponte Maggiore) この橋が、アルコル・ピチェーノの街への、入口になります。 街に入っても、真っすぐ、真っすぐ進むと、広場に出ます。 アッリンゴ広場 (Piazza Arringo) 正面が大聖堂、そして、右横の建物が、市庁舎になり、庁舎内には、絵画館(Pi

アドリア海・朝の光

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.9> マルケ州滞在・最終日。 この日は、朝一番の電車に乗って、内陸の山の地域、アスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)へ、向かいます。 朝4時起床。 準備をして、出発です! 駅までの歩道 (La strada per la stazione) 「ライラックの花道」と、勝手に、私が命名。 駅までの行き来は、この「花道」を通っていました。 ふと、モネの「陽だまりのライラック」を、思い出したりして