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イタリア旅行記(中部)

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トスカーナ州、ウンブリア州、マルケ州、ラッツォ州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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2020年5月の記事一覧

最後のトレヴィの泉

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.86:最終回> ローマから、日本へ帰国する日の朝。 トレヴィの泉を見ながらの朝食も、これで最後です。 競争率の高い窓側の席に座れて、嬉しい朝となりました。 朝食の様子 (La scena della colazione) 毎朝、噴水を止めて、泉の中を掃除をしているんですよ。 トレヴィの泉・清掃中 (Ora sta pulendo della fontana di Trevi) また、後ろ向きで、コインを

カピトリーニ美術館

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.85> 最後に、訪れた場所は、カピトリーニ美術館(Musei Capitolini)です。 世界最古の美術館。 天才ミケランジェロが設計したカンピドーリオ広場を真中に、 新宮&コンセルヴァトーリ宮、両方に、多くの作品が置かれています。 カピトリーノの雌狼 (Lupa Capitolina) ローマの建国の祖・ロムルスとレムスの双子兄弟が、雌狼の乳を飲んでいる姿を現しています。 もちろん、オリジナルのブロンズ

【レストラン情報】ローマ最後の昼食

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.84> 旅の最後の昼食は、やっぱり、ローマ伝統料理を頂くことに。 メニューには、ここローマならではの、お料理が並んでます。 お店の方のアドバイスも頂き、早速、注文しました。 茄子とトマトのオーブン焼き (melanzane e pomodoro al forno) パン粉も香ばしくて美味しいです。 アマトリチャーナ (Amatricciana) 待望の、ローマ伝統パスタ・第二弾! 前日の、カルボナーラも

有料
100

フォロ・ロマーノ&パラティーノの丘②

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.83> ローマ滞在・最終日は、もう一度、ゆっくりと見たかったフォロ・ロマーノ(Foro Romano)とパラティーノの丘(Monte Palatino)へ。 ローマの大通りの横にある遺跡群。 まさに、ローマの中心地なのに、街の喧騒を忘れてしまうほどの、穏やかさで。 朝一番(8時半)に入場して、じっくりと、約4時間、この空間を満喫してしまいました。 一挙に、ご紹介です! ちょっと写真多めです。(^^) アント

ローマで、名物パスタ・カルボナーラを頂く

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.82> この日のお昼は、ちょっと遠出をして、現地の方に、教えてもらったお店へ行きました! 本当に、地元の方の食堂で、こういう雰囲気が、大好きです。 ローマで絶対食べなきゃ!っと思っていたカルボナーラ(Carbonara)も、注文です。 でも、隣のテーブルで、美味しそうに、この前菜を食べている人を見て、 やっぱり先に、この前菜を…。 ズッキーニも、大好きの私。 うん、美味しいです! 待望のカルボナーラが、運

アラ・パチス & ポポロ広場

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.81> アラ・パチス(Ara Pacis)。 アウグストゥス帝が建てた「平和の祭壇」です。 アラ・パチス(Ara Pacis) 紀元前、ガリア(現スペイン)との長い長い戦いに、やっと勝利し、 その後、もたらされた「平和」を記念して、造られたものです。 一部、修復部分もありますが、その当時の様子が、この石に、彫刻として 細かく描かれていて、重要な考古学資料となっています。 今回の滞在で、こちらも絶対、見ておき

噴水の街・ローマ ☆ バロック芸術の巨匠・ベルニーニの作品たち

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.80> ローマには、ドレヴィ泉(Fontana di Trevi)をはじめ、 多くの泉(Fontana)& 水盤(Bacino fiore)を見ることが出来ます。 そして、サン・ピエトロ大聖堂を設計したバロック芸術の巨匠・ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの作品も、多くあります。 さあ、見に行きましょう! クイリナーレ広場(Piazza del Quirinale)にある水盤 大統領官邸があり、政治の中心地で

トレヴィの泉を眺めながら…

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.79> 朝から、歩き回っていたので、少し早めに、ホテルに戻りましたが…。 でも、ただで、戻ってしまうのは、もったいない! そこで… ジェラートを買って帰ってきました! ジェラート(Gelato) トレヴィの泉に向かって、左手にある「ジェラテリア・カッフェ・ローマ(Gelateria Caffe` Roma)」。 ホテルのスタッフさんの、お薦めジェラート屋さんです。 一度、食べたら、本当に美味しくて。💕 滞

サン・ピエトロ広場&サンタンジェロ城

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.78> 念願の、ヴァティカン博物館、サン・ピエトロ大聖堂、 そして、ピエタも見ることが出来て、大満足。 彼はローマのために生まれ、ローマは彼のために造られた そう、称賛されたバロック芸術の巨匠・ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(Gian Lorenzo Bernini)。 彼の才能、情熱が注がれた、サン・ピエトロ大聖堂と広場。 最後に、もう一度、この空間を堪能します。 サン・ピエトロ広場 (Piazza S

ミケランジェロの「ピエタ」

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.77> ローマ・ヴァティカン市国内の、サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)の中に、入ります。 サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)内部 素晴らしい…、内部も荘厳で、美しい。 ふわっと包みこまれるような空間です。 主祭壇(Altare maggiore) その奥には、黄金に輝く「聖ペテロの椅子(Cattedra di A.Pietro)」。 ロ

サン・ピエトロ大聖堂からの眺望

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.76> 昼食後に、もう一度、ヴァティカンへ。 今度は、サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)に向かいます。 サン・ピエトロ大聖堂 (Basilica di San Pietro) カトリック教会の総本山でもある大聖堂。 参拝者はもちろん、世界中から観光客が訪れます。 この大聖堂・広場、共に、17世紀の大改築を任されたのが、 バロック芸術の巨匠・ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(G

【レストラン情報】ローマでも、サルデーニャ料理

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.75> ヴァティカン博物館を見た後の昼食は、 修業時代に、一度訪れた事がある「サルデーニャ料理店」へ。 前菜盛り合わせから、スタートです。 前菜(Assagini)が、いっぱい! 魚と野菜を中心に、味のバリエーションも豊富で美味しかったです。 この前菜達だけでも、十分楽しめます。 からすみのスパゲッティ (Spaghetti alla bottaruga) こちらのスパゲティ、軽く100gは超えてます。

有料
100

ヴァティカン博物館② 絵画編

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.74> ヴァティカン博物館も、クライマックス。 さすが、人気の絵画スペース、この辺りから、すごい混雑です。 さあ、気合いを入れていきましょう! ラファエッロの間への入口 (Ingresso di Stanze di Raffaello) 「署名の間(Stanza della Segnatura)」の 「アテネの学堂(Scuola di Atene)」 ラファエロが、全てを手がけたのは、このひと部屋と言われ

ヴァティカン博物館①

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.73> 今回のローマ滞在で、絶対、訪れたかった場所のひとつ。 ヴァティカン博物館(Musei Vaticani)。 入館するのに、2~3時間の行列をつくることもある観光名所なので、 今回は、インターネットで事前に予約をして行きました。 本当に、見どころ満載。 2回に分けて、ご紹介します。 ピーニャの中庭 (Cortile della Pigna) 踊り場に置かれている、松かさ(ピーニャ:Pigna)は、繁